MotorStorm2 〜モーターストーム2〜

MotorStorm2 〜モーターストーム2〜

『MotorStorm2』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2008年11月20日に日本で発売したプレイステーション3向けのレースゲームです。この作品は、イギリスのEvolution Studiosによって開発され、前作『MotorStorm』の人気を受けての続編です。

ゲームの特徴

このゲームは、前作とは異なる亜熱帯の孤島を舞台に展開されています。収録されているコースは全16種類であり、前作の倍の数となっています。プレイヤーは青い海や豊かな緑に囲まれたジャングルを走り抜け、さらには噴火中の火山を横切るというハードなコースの中でレースを繰り広げます。これにより、単なるスピード競争ではなく、コース特有の地形や環境を活かした戦略的なプレイが求められます。

登場するマシンも前作から大幅に進化しました。バイク、バギー、レーシングトラックに加え、新たに「モンスタートラック」というシリーズ最大級の車両も登場します。全体で300台以上の種類が用意されており、プレイヤーは多様な選択肢から自分の好みに合ったマシンを選ぶことができます。

オンライン対戦とオフライン対戦

本作では、世界中のプレイヤーと競うことができる「オンライン対戦」機能が搭載されています。最大12人まで参加可能で、特に「自動マッチング機能」により、同レベルのプレイヤー同士で対戦が楽しめるため、初心者から上級者まで多くの人に適した環境が整っています。また、プレイヤー同士のコミュニケーションを図るため、ボイスチャット機能も導入されています。

さらに「オフライン対戦」モードも用意されており、最大4人まで画面を分割して対戦を楽しむことができます。この機能により、友人や家族と一緒に楽しむことも容易に行えます。

モーターストーム自動車学校

『MotorStorm2』の発売と同時に、ゲーム内に「モーターストーム自動車学校」が設立され、サンダース教官が厳しく指導しました。教官の指導は過酷であり、時には指導中に服を破かれることもあったと言われています。ただし、現在この自動車学校は営業を停止しています。

3D対応版

ゲームには3D対応版もあり、入手方法はいくつか限定されています。現在、日本語化されているのは「MotorStorm2 3D体験版 BRAVIA」のみで、正式版は北米PSストアから有償でダウンロード可能な「MotorStorm 3D Rift」が存在します。体験版は特販キャンペーンで販売されているソニー製液晶テレビ「BRAVIA」に付属しています。

まとめ

『MotorStorm2』は、スリリングなレース体験と多様なマシン選択、楽しい対戦モードなどが特徴の作品です。亜熱帯の島を駆け抜けるレースは、プレイヤーに新しい挑戦と興奮を提供します。

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