Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く

Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く：2016～2017年ホールツアーの記録

2017年12月20日、Mr.Childrenの22作目となる映像作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』がDVDとBlu-ray Discでリリースされました。2010年の『Mr.Children / Split The Difference』以来、約7年ぶりとなる彼らのドキュメンタリー作品は、2016年4月から開催されたホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』と『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』の模様を軸に構成されています。

約22年ぶりのホールツアーを記録した、貴重な映像作品

本作品は、単なるライブ映像集ではありません。ツアー中のリハーサル風景や舞台裏の様子を捉えたドキュメンタリー映像も織り交ぜることで、Mr.Childrenの音楽活動の裏側を垣間見ることができる作品となっています。約22年ぶりのホールツアーということもあり、ファンにとっては待ちに待った作品と言えるでしょう。

充実の収録内容：ライブパフォーマンスと未発表曲

収録内容には、ツアーで初披露された未発表曲「お伽話」や「こころ」も含まれており、ファンにとっては貴重な音源・映像となっています。さらに、「虹の彼方へ」はバンドとして約20年ぶりの演奏、フルコーラスでの映像化も初めてです。他にも、「PIANO MAN」は約10年ぶり、「クラスメイト」は約16年ぶり、「メインストリートに行こう」は約20年ぶりと、長らく演奏されていなかった楽曲も収録。往年のファンも楽しめる内容となっています。

一部楽曲は、原曲とは異なるアレンジで演奏されている点も注目です。「しるし」と「ヒカリノアトリエ」はキーを半音下げたアレンジで、「終わりなき旅」は原曲に近いアレンジとなっています。また「終わりなき旅」では歌詞の一部が変更され、より深い意味合いが加えられています。

特典：ライブアルバムとミュージックビデオ

本編映像に加え、12曲を収録したライブアルバムが特典として付属。さらに、稲垣哲朗監督による「ヒカリノアトリエ」のミュージックビデオも収録されています。これらの特典によって、作品全体の価値を高め、より充実した内容となっています。

チャートでの好成績

リリース初週にはDVDが約3.5万枚、Blu-rayが約4.1万枚を売り上げ、オリコン週間チャートでDVDランキングとミュージックDVD・BDランキングの両方で1位を獲得。合計売上は約7.7万枚を記録し、Mr.Childrenの映像作品として高い人気とセールスを証明しました。

参加ミュージシャン

Mr.Childrenのメンバーに加え、サポートメンバーとしてSUNNY（キーボード＆バックボーカル）、山本拓夫（サックス＆フルート）、icchie（トランペット）、小春（from チャラン・ポ・ランタン、アコーディオン）が参加。彼らの演奏も、作品全体のクオリティを高めています。

まとめ

『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』は、ライブパフォーマンス、ドキュメンタリー映像、そして特典映像と、多角的なアプローチでMr.Childrenの魅力を伝える、充実した内容の作品です。長年のファンはもちろん、初めてMr.Childrenに触れる人にとっても、彼らの音楽世界を深く理解するための優れた作品と言えるでしょう。

もう一度検索