Music & me

原田知世の17枚目のオリジナル・アルバム『music & me』は、彼女の音楽キャリア25周年を記念して、40歳の誕生日にリリースされました。前作『My Pieces』から約5年ぶりとなるこのアルバムは、naomi & goroの伊藤ゴローがプロデュースを手掛け、多彩なアーティストが参加しています。初回限定盤には、「くちなしの丘」のミュージックビデオと特典映像を収録したDVDが付属しています。

アルバム収録曲は、伊藤ゴローのアレンジを中心に構成されています。オリジナル曲としては、伊藤ゴロー作曲の「Cruel Park」、原田知世が作詞を手掛けた「きみとぼく」「シンシア」などが収録されています。

カバー曲も充実しており、大貫妙子の「色彩都市」、バート・バカラックの「Are You There?」、ビートルズの「I Will」など、原田知世自身や参加アーティストが選曲した楽曲が並びます。「I Will」には、キセルがコーラスとして参加しています。

その他、オニキユウジの「Wonderful Life」、鈴木慶一の「菩提樹の家」、高木正勝の「Aie」など、個性的なアーティストによる楽曲も収録されています。伊藤ゴローのソロプロジェクト・MOOSE HILLの楽曲「ノスタルジア feat. HARADA Tomoyo」のソロカバーヴァージョンも収録されており、原田知世の新たな一面が垣間見えます。

そして、自身の最大のヒット曲である「時をかける少女」を、ボサノヴァアレンジでセルフカバーしています。長年封印されていたこの楽曲が、新たな息吹を得て蘇りました。

アルバムには、高橋幸宏が編曲で参加するなど、豪華な制作陣が集結しました。各方面から高い評価を受けており、原田知世の新たな代表作として、長く愛される作品となっています。

関連情報として、2007年の音楽シーンにおける重要な作品の一つであり、セルフライナーノーツや参加アーティストによるコメント、HMVによるインタビューなどが公開されています。これらの情報を通じて、アルバムの世界観をより深く理解することができます。

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