ロックバンド
Naifuのセカンド
シングル『Mysterious』は、バンドにとって大きな転機となる作品となりました。
この
シングルは、彼らのこれまでの楽曲の中でも特に高い人気を誇り、大きな成功を収めた
シングルとなりました。第2回『レコ直♪新人杯』というコンテストでは、並み居る強豪を抑え堂々3位にランクイン。この快挙によって、バンドの知名度は一気に上昇し、音楽シーンにおける存在感を示すことになります。
『Mysterious』のリリースを機に、
NaifuはTBS系音楽番組『
COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV』への出演を果たします。これは、バンドにとって全国規模でのメディア露出という大きな一歩であり、さらに多くのリスナーに彼らの音楽を届ける機会となりました。
シングル『Mysterious』の最大の特徴は、リードボーカルを務めたのが作詞を担当した
荒神直規であるという点です。この傾向は、以降リリースされたすべての
シングルにおいても継続されました。
荒神直規の個性的な歌声と、楽曲の世界観が見事に融合したことで、
Naifuの音楽に独特の魅力が加わったと言えるでしょう。
シングルには、表題曲「Mysterious」の他に、カップリング曲「I'm still on my way」が収録されています。「Mysterious」は、よみうりテレビ系で放送された人気アニメ『
名探偵コナン』のオープニングテーマとして起用され、アニメの視聴者にも広く知られることになりました。一方「I'm still on my way」は、
童夢のテレビコマーシャルソングとして採用されました。異なる媒体でのタイアップにより、幅広い層へのアプローチに成功しています。
参加ミュージシャンには、
Naifuのメンバーに加え、
宇徳敬子が追加のバックボーカルとして参加しています。
宇徳敬子の力強い歌声は、楽曲にさらに深みと奥行きを与え、楽曲全体の完成度を高める上で大きな役割を果たしました。
『Mysterious』に収録された2曲は、後に彼らのアルバム『ONE』に収録され、さらに「Mysterious」は『
THE BEST OF DETECTIVE CONAN 4 〜
名探偵コナン テーマ曲集4〜』にも収録されるなど、長く愛され続ける楽曲となりました。
『Mysterious』は、音楽的なクオリティの高さ、そして『
名探偵コナン』という人気アニメとのタイアップ、さらに『レコ直♪新人杯』での高い評価など、多くの要素が相まった結果、
Naifuにとって大きな成功を収めた
シングルとなりました。この
シングルは、バンドのキャリアにおいて重要な位置を占め、後の活動にも大きな影響を与えたと言えるでしょう。