NANA MIZUKI LIVE THEATER -ACOUSTIC-

2015年1月17日、18日にさいたまスーパーアリーナで開催された水樹奈々のコンサート『NANA MIZUKI LIVE THEATER -ACOUSTIC-』。この模様を収録した15作目のライブ映像作品が、同年6月17日にキングレコードから発売されました。

概要

本作は、水樹奈々にとって初の試みとなるアコースティックコンサートです。会場には趣向を凝らした4つのステージが設営され、それぞれ異なる世界観が表現されました。メインステージは教会をイメージ。その他、街角、庭園、酒場といったバラエティ豊かなステージが用意されました。

ステージ演出も凝っており、ピエロの芸や水樹自身が挑戦したタップダンスなどが繰り広げられました。特にタップダンスは、水樹にとって新たな挑戦であり、ファンを驚かせました。庭園セットは、小物などの細部にまでこだわりが感じられるファンタジックな仕上がり。酒場ステージは、ライブ中盤に披露された楽曲で使用されました。

楽曲のアレンジもアコースティックコンサートならではの試みがなされています。ピアノ伴奏のみで歌い上げられた「PHANTOM MINDS」や、12人のゴスペル隊とのアカペラで披露された「SCARLET KNIGHT」など、音と歌のシンプルさを追求したパフォーマンスは、観客を魅了しました。

ツアータイトルに「THEATER」とあるように、コンサートはストーリー仕立てで構成され、一人の少女の成長物語がミュージカル風に演出されました。観客は、水樹奈々の歌声と演技を通して、物語の世界に引き込まれました。

また、大型の乗り物としてヴェネチアで実際に使用されているゴンドラが登場。舞台セットのイメージが決定した際にイタリアの風景が浮かんだことから、ゴンドラの導入が決定しました。ゴンドラに乗った水樹が歌う姿は、幻想的な雰囲気を醸し出しました。

ゲストボーカルとして、劇中映像で少女ナナの親友役を演じたSuara、酒場の常連客役として1月17日公演には保志総一朗、1月18日公演には速水奨が出演しました。Suaraとは「深愛」、保志総一朗とは「Crescent Child」、速水奨とは「MARIA&JOKER」をそれぞれデュエットし、会場を盛り上げました。

さらに、水樹奈々のファンクラブ「S.C. NANA NET」の公式キャラクターである「ナネットさん」の着ぐるみが制作され、会場を沸かせました。

収録内容

(実際の収録内容は割愛します。)

外部リンク

キングレコードによる紹介ページ(Blu-ray)
キングレコードによる紹介ページ(DVD)

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