NCSOFT

株式会社エヌシーソフト（NCソフト）

株式会社エヌシーソフト、通称NCソフトは、大韓民国の京畿道に本社を構えるオンラインゲーム運営会社です。ソウル特別市の江南区にも本店があります。企業名が似ているため、混同されがちな別の企業に、日本でCAD/CAMシステムを扱うNCソフトサービスセンターがありますが、両者の間に資本関係は一切ありません。NCソフトのキャッチコピーは「WINDOW TO THE FUTURE（未来への窓）」で、業界をリードする存在であることを強調しています。

歴史

NCソフトは1997年に設立され、その翌年には初めてのオンラインゲーム「リネージュ」のサービスを開始しました。このタイトルは、同社の名を業界に広め、後の成功に大きく寄与しました。続いて2004年には「リネージュII」をリリースし、これもまた大ヒットを記録しました。

2005年には人気のオンラインゲーム「ギルドウォーズ」を提供し、非常に高い評価を得ました。さらに、2006年には「タワー オブ アイオン」をリリース。NCソフトは、この時期に多くのユーザーを集め、確固たる地位を築きました。

2012年には、SKテレコムが持つNtreev Softの株式を取得し、同社を子会社化しました。そして、同年6月には新しいタイトル「ブレイドアンドソウル」をリリースし、長年のファンを魅了しています。特にこのタイトルは、韓国のネクソン社が筆頭株主として関与していることで注目されています。

主な運営タイトル

現在、NCソフトが運営している主なゲームタイトルには以下のものがあります：

• - ブレイドアンドソウル
• - タワー オブ アイオン
• - ギルドウォーズ （米ArenaNetによって開発）
• - リネージュII
• - リネージュ
• - 真・雀龍門
• - 護縁

これらのタイトルは、国内外で非常に高い人気を誇る作品ばかりです。特に「ギルドウォーズ」は、子会社である米ArenaNetによって開発が進められ、日本では未配信の「ギルドウォーズ2」の存在もあります。また、「ラブビート」というタイトルも韓国のクレイジーダイヤモンド社によって開発されているものの、日本には未配信です。

過去のタイトルと開発中止

過去には「Blue Tears（原題Punch Monster）」や「タブラ ラサ」などもサービスされていましたが、これらは現在使用されていません。また、「City of Heroes」のように、開発が行われたタイトルの中にはサービスが終了したものも多く存在します。特に2018年には「マスター×マスター」や「WildStar」のサービスが終了してしまったこともファンの間で話題になりました。

とはいえ、NCソフトは今後も新しいタイトルの開発に注力しており、未来に向けた取り組みを続けていく姿勢が伺えます。彼らの革新的なゲームの開発は、今後もゲーム業界に大きな影響を与えることでしょう。

まとめ

株式会社エヌシーソフトは、その創立以来、数多くの人気オンラインゲームを世に送り出してきた企業です。リネージュシリーズの成功を背景に、今後も様々なタイトルの展開が期待され、多くのファンから支持される存在であり続けるでしょう。

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