NEWSゆう+

概要

『NEWSゆう+』（ニューズゆうプラス）は、2009年3月16日から2011年9月30日まで、朝日放送（ABCテレビ）で放送された関西地方の夕方向け情報番組です。平日16:50から18:54にかけて放送され、ローカル情報を中心にニュースや特集を取り上げました。

番組の背景

朝日放送は、2004年から自社制作の報道・情報番組を夕方に放送しており、『ムーブ!』や『NEWSゆう』といった番組がありました。しかし、2009年に経費削減の方針が打ち出された結果、これらの番組は放送を終了し、新たに『NEWSゆう+』が立ち上げられました。本番組のスタートにあたっては、以前の番組からキャスターがそのまま続投し、視聴者には安心感を提供しました。

本番組では、引き続き多様なコメンテーターが参加し、様々な視点からの解説を行いました。初代メインキャスターとして、小縣裕介がキャスティングされ、スポーツ情報を中心に注目の問題を掘り下げました。

放送内容

放送枠は前番組よりも1時間短縮され、毎日異なるコーナーが設けられました。主なコーナーには、「ゆうカルチャー」や「ゆうスポーツ」などがあり、それぞれあらゆるジャンルのニュースや文化を取り扱いました。「ゆうカルチャー」では、芸能人へのインタビューや新作の紹介が行われ、金曜日には特にエンタメに特化した内容が展開されました。

「ゆうスポーツ」では、最新のスポーツニュースや特集が組まれ、関西を中心とした注目のアスリートに焦点を当てました。また、「アタック!駅まち」では、駅周辺にあるユニークなストーリーやイベントを取り上げ、視聴者が地域の魅力を再発見する手助けをしました。

本番組は、視聴者との双方向性を意識した企画も多く、特に地域への取材や視聴者の反応を尊重した内容が多かったのが特徴です。例えば、「ニュースアタック駅まち」というコーナーでは、無計画で街を取材し、リアルな情報を探る様子を楽しませることができました。

放送終了と後継番組

『NEWSゆう+』は、2011年9月30日に放送を終了しました。このとき、番組はシリーズ全体での11年間の歴史に幕を下ろしました。その後、同じ枠で新番組『キャスト』がスタートし、新たなニューススタイルが模索されました。

『NEWSゆう+』は、民主主義を支える報道や地域の多様性を尊重した番組作りに取り組み、視聴者に必要な情報を提供することを本分としていました。本番組の放送は、関西地域のテレビ番組の中でも特に印象的な存在として記憶され続けることでしょう。

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