NEWSワイド京都

NEWSワイド京都

『NEWSワイド京都』（ニュースワイドきょうと）は、KBS京都テレビで1996年から2001年まで放送されていた報道番組です。この番組は、京都府内のニュースを主に取り扱い、特集やスポーツ情報、天気予報なども提供していました。番組は、初期の頃から曜日ごとに異なる女性のお天気キャスターを起用し、各曜日に出演するコメンテーターの設定もありました。

放送時間

番組の放送時間は曜日によって異なり、月曜日から木曜日は30分、金曜日は1時間という構成でした。特に金曜日の放送は、『NEWSうしろの正面』に続く形で展開され、また後にニュース部分が別番組となり、復活した経緯があります。また、1997年の4月から1998年の9月までは、土曜日と日曜日にも15分間の放送が行われました。京都のニュースに特化した情報番組としては、これが『タイムリー10』以来のことでした。

具体的な放送時間

• - 月曜日 - 木曜日

21:25 - 22:00 (1996年10月 - 1998年3月)
21:30 - 22:00 (1998年4月 - 2001年9月)

• - 金曜日

21:25 - 22:25 (1996年10月 - 1998年3月)
21:30 - 22:25 (1998年4月 - 2000年3月)
21:30 - 21:55 (2001年1月 - 2001年3月)
21:30 - 22:00 (2001年4月 - 2001年9月)

• - 土曜日

21:05 - 21:20 (1997年4月 - 1998年3月)
21:00 - 21:15 (1998年4月 - 1998年9月)

• - 日曜日

21:00 - 21:15 (1997年4月 - 1998年9月)

出演者

放送期間中、多様なキャスターやアシスタントが番組を支えました。月曜日から金曜日のメインキャスターは井土昌子が1996年から1998年まで務め、その後は飛鳥井雅和が担当しました。アシスタントとしては宮本英樹や梶原誠、吉田利佐、堀川節子などが活躍しました。週末には土屋明子や中村薫がそれぞれ土曜日と日曜日のキャスターとして出演しました。

主なコーナー

番組にはいくつかの特徴的なコーナーがありました。特に「市民声論」というコーナーでは、今日のニュースに関して一般市民への街頭インタビューを行い、様々な意見を収集しました。この形式は、後に放送された『ニュースきっちん』や『Live5』でも引き継がれました。

「修学旅行だより」では、京都府内の学校の修学旅行に関する情報や安否確認を行い、視聴者に安心感を提供していました。また、「ウィークリービデオ&コント」というタイトルのコーナーでは、一週間の出来事を振り返りながら最新のヒット曲にのせて紹介し、最後にはユーモアたっぷりのショートコントが楽しめる構成でした。

備考

番組の特筆すべき点として、初代メインキャスターの井土昌子が現場からの中継に頻繁に出演し、特別なイベントやニュースに対して即時性を持たせていたことが挙げられます。特に地球温暖化防止京都会議の際には、毎日最新情報を提供していました。さらに、2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロの際には、特別拡大版が放送され、重要な報道が行われました。

『NEWSワイド京都』はこうした取り組みを通じて、京都の地域社会に寄与し、視聴者に必要な情報を届けることを目指した名番組であったと言えるでしょう。

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