NHKガイド

らじるの時間

「らじるの時間」は、2018年度に「NHKガイド」から名称を変更した、日本放送協会（NHK）の広報番組です。1990年10月6日に放送が始まり、主にNHKが放送予定のラジオ番組の紹介や、放送番組審議会の報告などを行っています。さらに、公開番組や各種イベントの案内、新たなラジオ歌謡の紹介も行われています。

この番組は、NHKラジオ第1放送とNHKワールド・ラジオ日本で、毎週土曜日に放送されます。2010年度までは主に夜の時間帯に放送されていましたが、最近では放送時間が変更されています。特に、NHKきょうのニュースの延長に伴い、放送時間が短縮されることがもしばしばあり、放送番組審議会の報告があった際は、番組案内の時間が十分に取れない場合もありました。

最初の担当者は、NHKラジオセンターの関口泰雅でした。彼は2010年度まで番組を担当し、それ以後は土曜日の朝の時間帯に移動しました。担当者は古谷敏郎に交代し、彼も2015年3月28日まで役割を果たしました。その後、柿沼郭が担当を引き継ぎ、さらに高市佳明が続きました。

2018年4月からは、土曜日と日曜日に別の時間帯で放送され、内容も変わります。土曜日には「神門光太朗のラジオ見本市ミニ」と題して番組情報が提供され、日曜日には「NHKからのお知らせ」という形で催し物やその他の情報が発信されます。これにあたり、神門光太朗と高市佳明がそれぞれの曜日で担当しています。

2019年度からは、番組名が「らじるの時間」に変更され、放送時間も調整されました。全ての曜日で10:55 - 11:00に固定され、土日には19:50 - 19:55にも放送されています。この新体制では、神門光太朗が単独で案内を担当し、ラジオ番組の紹介や放送審議会の報告に加え、NHKのネットラジオ「らじる★らじる」や、ウェブマガジン「読むらじる。」の魅力も紹介されています。

このように、「らじるの時間」は多様な情報を提供し続け、リスナーとの配信を通じて大切な橋渡し役となっています。過去には同様の趣旨でテレビでも類似の番組がありましたが、現在はその機能がNHKプレマップ（通称オシばん）に引き継がれています。これにより、リスナーはいつでも最新の情報を手に入れることが可能となりました。

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