Nanami (シンガーソングライター)

nanami：沖縄の歌姫の軌跡

1997年7月7日生まれのnanami（ななみ）は、沖縄県沖縄市出身のシンガーソングライターであり、ものまねシンガーとしても高い人気を誇ります。本名は山田七海。旧芸名はnatchy（なっちぃ）として活動していました。

音楽の道へ

幼少期に絢香の音楽に心を奪われた彼女は、小学生時代からシンガーへの道を志します。12歳にして、北谷町美浜の観覧車の下でストリートライブを開始。その後、学業との両立を続けながら、個人事務所を設立し、沖縄を中心に精力的に音楽活動を展開しました。

2011年には、インディーズで初アルバム『natchy7』をリリース。同年には、沖縄を代表するイベント「第5回世界のウチナーンチュ大会」のテーマソングに、彼女自身の楽曲「ニライの彼方」が採用される快挙を達成しました。

テレビ番組での活躍

nanamiの才能は、沖縄の枠を超えて広く知られるようになります。高校在学中、テレビ朝日の『47都道府県対抗!歌ウマ頂上決戦』に出演し、沖縄弁を交えた熱唱で準優勝という素晴らしい成績を収めました。続く『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ企画にも参加し、その実力を全国に示しました。

その後も、沖縄県雇用政策の推進キャラクターに選ばれ、テーマソング「一歩ずつ」を提供。更には、国際的な舞台である「IFLCインターナショナルフェスティバル2016」の日本代表としてアメリカ・ワシントンD.C.で歌唱するなど、活躍の場は国内外に広がっていきました。

2021年10月からは芸名を「nanami」に改名し、新たなステージへ。2022年にはアルバム『うわっツラ』をリリースし、同年7月からはテレビアニメ『妖怪ウォッチ♪』の主題歌「ギョロリング♪」を担当しました。さらに、『妖怪ウォッチ♪ ジバニャンvsコマさん もんげー大決戦だニャン』のエンディング曲「Homeのうた」も担当するなど、アニメソングシンガーとしての顔も持つようになりました。2024年には結婚を発表しています。

ものまねシンガーとしての才能

nanamiは、シンガーソングライターとしての活動と並行して、ものまねシンガーとしても才能を発揮しています。本名の山田七海として、数々のカラオケ番組や歌まね番組に出演し、絢香、Ado、milet、あいみょん、Aimer、aiko、宇多田ヒカル、中島美嘉など、幅広いアーティストの曲を高いクオリティで再現することで知られています。

2016年には『ものまねグランプリ』で決勝進出を果たし、19歳という若さで5位入賞。2021年には同番組の「新世代ものまね歌姫No.1決定戦」でグランプリを獲得しました。さらに、『ものまね王座決定戦』でも5位と好成績を残すなど、ものまねシンガーとしても確固たる地位を築いています。YouTubeやイベントでは、他のものまねシンガーとのコラボレーションも積極的に行っています。

作品と出演

nanamiは数多くのシングル、アルバムをリリースしており、natchy名義、nanami名義両方の作品があります。また、『妖怪ウォッチ♪のうたベスト』にも楽曲が収録されています。テレビ番組への出演も多数あり、『47都道府県対抗!歌ウマ頂上決戦』、『関ジャニの仕分け∞』、『ものまねグランプリ』など、人気番組への出演経験も豊富です。ラジオ番組『natchyのラジオでもSong my LIFE』のパーソナリティも務めていました。

まとめ

沖縄から世界へ羽ばたく、シンガーソングライター、そしてものまねシンガーとして活躍するnanami。持ち前の歌唱力、表現力、そして努力によって、彼女はこれからも音楽シーンを彩り続けるでしょう。今後の活躍にも期待が高まります。

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