News Up なら

News Up なら

『News Up なら』は、2002年4月1日から2009年4月10日まで、奈良テレビで放送されていたローカルニュース番組です。本番組は、平日夕方の時間帯を活用して、奈良県内の最新ニュースや地域に密着した情報を提供していました。

番組の概要

本番組は、平日の夕方に放送されていた「TVNニュース」を改編する形でスタートしました。最初のキャスター陣は、松下慶子、山根由美、古塩篤代の女性3人が務め、彼女たちは最終回まで出演を続けました。放送内容は、ストレートニュースに加えて、地域の話題、特集、インタビュー、イベント情報、お天気情報など多岐にわたり、多くの視聴者に親しまれました。

番組が放送されるスタジオセットは、他のニュース番組と共用されており、その末期のセットも引き続き使用されていました。また、番組の放送時間は数回変更されており、2006年4月に開始時間を1時間早め、18:00に戻されました。さらに、2007年4月には放送時間を拡大し、新しいスタジオセットが導入されました。

出演者

最終回時点でのキャスターは、曜日ごとにペアリングで担当していました。主なキャスターには、古塩篤代、伊藤將也、向ますみ、仲吉容子が名を連ねていました。天気予報を担当するのは、月曜日から水曜日が雑賀裕美、木・金曜日が中谷麻意という布陣でした。また、過去には松下慶子や山根由美、藤井元美、宮崎留実なども出演していました。

主なコーナー

本番組では、様々なコーナーが放送されていました。ストレートニュースの他に、地域の話題や特集、インタビュー、全国ニュースなどが組まれていました。特に人気のコーナーとして、県内スポーツの紹介をする「マンデースポーツ」、万葉学者の中西進による「中西進の万葉こころ旅」、週末のおすすめ情報を提供する「週末お勧め情報」などがありました。

また、奈良の経済を支える企業を取り上げる「元気企業の着眼点」や、県内の銭湯を訪問する「銭湯探訪」、奈良の料理や風習を紹介する「大和のごっつぉ」などもあり、地域の魅力を広く伝えていました。

特別な放送

2006年8月31日には、奈良ドリームランドが閉園する瞬間を生中継し、その特別編成が話題になりました。普段のオープニングテーマが流れず、特別なエディションで放送されたことも印象に残る出来事でした。

番組の終了と後継番組

2009年4月10日をもって最終回を迎えた『News Up なら』ですが、同年4月13日からは後継番組として『ゆうドキッ!』がスタートしました。これにより、奈良テレビの次の夕方ニュースが引き継がれ、地域情報を引き続き提供する体制が整えられました。地域に根ざしたニュース報道の重要性を再認識させられる番組であり、多くの視聴者の記憶に残ることでしょう。

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