Nintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチ ライト)は、
任天堂が開発した
携帯型ゲームコンソールです。その特徴は、携帯モードに特化した設計になっており、Joy-Con(ジョイコン)が本体と一体化しています。
発表と発売
このゲーム機は
2019年7月10日に、
任天堂の公式サイトおよび
YouTube、ニコニコ動画を通じて発表されました。カラーは「イエロー」、「グレー」、「ターコイズ」の3種類と、ポケットモンスターの「ザシアン」と「ザマゼンタ」をモチーフにした限定モデルがあり、さまざまなユーザーにアピールしています。
8月30日から予約受付が開始され、
9月20日に全世界で発売されると、日本では発売後1週間で約17.8万台も販売され、非常に好評でした。さらに、発売10日後には195万台の販売を記録し、年末までには国内での販売台数が100万台を超えました。
年ごとの販売台数
- - 7月10日: 発表
- - 9月20日: 発売開始
- - 12月29日: 国内で100万台突破
2020年
- - 1月30日: 世界累計500万台突破
- - 9月30日: 日本で280万台、全世界で1,036万台達成
- - 12月20日: 日本国内300万台突破
2021年
- - 4月13日: 新色「ブルー」を発表
- - 8月18日: 限定モデル「ディアルガ・パルキア」を発表
- - 9月30日: 日本で426万台、全世界で1,653万台
2022年
- - 9月30日: 日本で499万台、全世界で1,932万台
2023年
- - 3月31日: 全世界の累計販売台数が2,000万台突破
- - 9月30日: 日本で571万台、全世界で2,192万台
- - 11月3日: 「あつまれ どうぶつの森」モチーフの限定モデルを発売
ハードウェアと機能
Nintendo Switch Liteは、標準の
Nintendo Switchといくつかの点で異なります。コントローラーは本体と一体化しており、十字ボタンに変更されています。また、モーションIRカメラやHD振動機能は排除されており、これらの機能を必要とするゲームをプレイするには、別途Joy-Conなどのコントローラーが必要になります。
この機種は完全に携帯ゲーム機に特化しているため、スタンドは付属しておらず、
Nintendo Switch Lite専用のドックも存在しません。さらに、USB端子を利用する周辺機器も専用のものが必要で、特定のゲームソフトには対応していないことがあります。
言語設定とバリエーション
本体の言語は日本語を含む多言語に対応しており、昔からの
任天堂機における柔軟な設定は評価されています。通常版と限定版が用意されており、それぞれ特別なデザインを持っています。
今後も
任天堂からの新モデルが予定されていて、2024年には「
Nintendo Switch Lite ハイラルエディション」が発売される予定です。
Nintendo Switch Liteは、一体化されたコントローラーとコストパフォーマンスを考慮した設計で、多くのユーザーに支持されています。