Nintendo Switchのゲームタイトル一覧 (2019年)

2019年 Nintendo Switch ゲームタイトル一覧

2019年は、Nintendo Switchにとって多様なゲームがリリースされた年となりました。本記事では、パッケージタイトルおよびダウンロード専売タイトルを含め、2019年に発売された771タイトルを、その販売形態や市場動向と合わせて詳しく解説します。

パッケージタイトルの動向

2019年のパッケージタイトル市場では、『ポケットモンスター ソード・シールド』が目覚ましい成功を収めました。初週販売本数は136.5万本を記録し、これは前年の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を上回るペースでした。発売から2ヶ月弱で300万本近い売り上げを達成し、その人気ぶりを示しました。

また、『リングフィットアドベンチャー』は、フィットネスとアドベンチャーゲームを融合させた斬新なゲーム性で注目を集めました。発売当初は品薄が続くほどの人気で、国内だけでも50万本近い売り上げを記録。その後、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による巣ごもり需要の増加に伴い、さらに人気が加速し、2020年末には150万本を超える大ヒット作となりました。

ファミ通の分析によると、パッケージ併売作品全体では、年間販売本数が20万～40万本台の作品が増加し、市場全体の底上げが見られました。しかし一方で、販売本数が10万本を下回る作品の割合も増加しており、市場の二極化が進んでいることも指摘されています。

ダウンロード専売タイトルの動向

ダウンロード専売タイトルでは、『グーニャファイター』が話題を集めました。2019年8月には、通常価格2750円から100円への大幅値下げセールを実施し、賛否両論を巻き起こしながらも、Nintendo Switchの月間ダウンロードランキングで1位を獲得。最終的には、任天堂によるダウンロード専売ランキング（2019年）で6位にランクインしました。

また、『moon』や『FINAL FANTASY IX』など、往年の名作RPGの移植版も人気を集めました。IGN Japanの片岡龍一氏は、これらの作品がオリジナル版を遊んだことのあるファンに懐かしさを感じさせると同時に、グラフィックやサウンドをNintendo Switch向けに最適化したことが、人気の理由の一つであると分析しています。

その他

本記事では、各タイトルの発売日、CEROレーティング（またはIARCレーティング）、パッケージ版の有無などの情報も掲載しています。また、体験版の配信情報や、複数のダウンロードソフトを収録したパッケージ版の情報も、個別に記載しています。

2019年は、Nintendo Switchのゲーム市場が大きく成長した年であり、多様なジャンルのゲームが幅広いユーザーに楽しまれました。本記事が、当時のゲーム市場の状況を理解する一助となれば幸いです。

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