OORONG RECORDS

OORONG RECORDS：エイベックスのレーベル、その歴史とアーティストたち

OORONG RECORDS（ウーロンレコーズ）は、かつてエイベックス・グループに属していたレコードレーベルです。2007年5月、アーティストマネジメント事務所である烏龍舎が、自社レーベルとして設立しました。当初はエイベックスを販売元とするインディーズレーベルでしたが、2009年1月からはエイベックス傘下のレーベルとして運営されています。

設立当初から、音楽業界で注目を集めるアーティストを数多く抱えていました。

レーベル設立後、最初のアーティストとしてデビューを果たしたのはPhilHarmoUniQueです。彼らは2007年8月に第一弾アーティストとしてデビューし、OORONG RECORDSの活動を大きく牽引しました。その後も、数々のアーティストがレーベルに所属し、音楽シーンに彩りを添えました。

OORONG RECORDSの運営は、エイベックスとの緊密な連携によって支えられていました。2008年11月には、エイベックス・エンタテインメントと共に「ORS有限責任事業組合」を設立。アーティストマネジメント、音楽制作、プロモーション、新人発掘など、レーベル運営に必要な業務を共同で行う体制を整えました。この体制によって、アーティスト育成と作品制作を効率的に行い、レーベルの成長を加速させることに繋がりました。

OORONG RECORDSには、多くの実力派アーティストが所属していました。その中には、LEGO BIG MORL、レミオロメン、藤巻亮太、そしてMy Little Loverといった、音楽シーンを代表するアーティストたちが名を連ねていました。彼らは、OORONG RECORDSを通じて数々のヒット作品を生み出し、音楽ファンに大きな感動を与えました。それぞれのアーティストは、その後も音楽活動を続け、それぞれのレーベルで活躍しています。

しかし、2015年にMy Little Loverがトイズファクトリーに移籍したことを機に、OORONG RECORDSはレーベルとしての活動を終了しました。所属アーティストがいなくなったことが、レーベル閉鎖の主な理由です。

OORONG RECORDSは、短期間の活動でしたが、日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。彼らの活動は、多くの音楽ファンの記憶に深く刻まれています。そして、OORONG RECORDSに所属していたアーティストたちは、それぞれの道を歩み続け、音楽界で輝きを放ち続けています。

主な所属アーティスト

PhilHarmoUniQue：2010年6月に活動休止
LEGO BIG MORL：A-Sketchに移籍
レミオロメン：SPEEDSTAR RECORDSへ復帰
藤巻亮太：ソロデビュー後、SPEEDSTAR RECORDSに移籍
* My Little Lover：トイズファクトリーに移籍

関連情報

残念ながら、ORS-LLPの公式サイトは閉鎖されていますが、YouTubeチャンネルでは所属アーティストのミュージックビデオを見ることができます。また、X（旧Twitter）アカウントも存在しており、レーベルに関する情報が発信されていました。これらの情報から、OORONG RECORDSの歴史と活動内容をより深く知ることができます。

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