OTHELLO (ラジオ番組)

OTHELLO

「OTHELLO（オセロ）」は、日本のラジオ局であるCBCラジオでかつて放送されていた深夜の帯番組です。1995年の秋、具体的には10月からスタートし、翌1996年の9月まで、およそ1年間にわたって電波に乗せて届けられました。

この番組は、毎週月曜日から金曜日まで、曜日ごとに異なるパーソナリティが登場するのが大きな特徴でした。放送されていたのは、真夜中の時間帯、午前0時から午前0時40分までの40分間です。

各曜日の担当者

「OTHELLO」では、各曜日を個性豊かなパーソナリティが担当しました。

月曜日
番組開始当初は、タレントの清水ミチコと坂井美唯子が共にマイクの前に立っていました。しかし、番組の後半期には坂井が番組を離れ、以降は終了まで清水が単独で月曜日のパーソナリティを務めました。

火曜日
火曜日の放送は、上野浩司が一人で担当しました。番組の全期間を通じて、一貫して彼の声がリスナーに届けられました。

水曜日
水曜日は、笹野みちるがパーソナリティを担当しました。彼女は、この番組が始まる前に同局で放送されていた番組「GO!GO!GiRL POP」から引き続いてマイクの前に立った人物であり、担当曜日が変更された形で引き続きCBCラジオでの深夜放送を担当しました。

木曜日
番組開始当初の木曜日は、吉村麻希が担当していました。しかし、番組の後半期には、新たに美裕リュウが加わり、それ以降は番組終了まで吉村と美裕の二人が共に木曜日の進行を務める体制となりました。

* 金曜日
週の最後の放送となる金曜日は、番組期間中にパーソナリティが交代しました。開始から1996年の3月までの半年間は、田辺守が担当。そして、1996年の4月からは、音楽グループであるTAMTAMが引き継ぎ、番組の最終回まで金曜日のパーソナリティを務めました。

番組終了とその後の展開

1996年9月に「OTHELLO」がその歴史に幕を下ろした後、同年10月からは、本番組に出演していた一部のパーソナリティが、引き続きCBCラジオの別の番組を担当することになりました。

例えば、月曜日を担当していた清水ミチコは、戸井康成と共に新たな番組「す」をスタートさせました。この番組は土曜日の20:00から20:30に放送され、「OTHELLO」とは放送曜日も時間帯も変わりました。

また、木曜日を担当していた吉村麻希と美裕リュウの二人は、「吉村さんと美裕くん」というタイトルの番組を担当することになりました。こちらは日曜日の23:35から24:00に放送され、こちらも「OTHELLO」の放送枠とは異なる時間帯での放送となりました。

「OTHELLO」は、短い期間ながらも曜日ごとの多様な顔ぶれによって、リスナーに様々な深夜の話題を提供したラジオ番組でした。そして、その一部のバトンは、形を変えて後続の番組へと引き継がれたと言えるでしょう。

もう一度検索