OTTAVA Salone

OTTAVA Salone

『OTTAVA Salone』は、インターネットラジオ局であるOTTAVAのクラシック音楽専門番組です。この番組は2014年10月1日にスタートし、リスナーとの交流を大切にした内容が特徴です。しかし、2021年1月からスタジオ移転に伴い放送が休止しています。

番組名の「Salone」は、イタリア語で「サロン」を意味し、本田聖嗣は日本語の「サロン」が大きめの部屋を指すのに対し、イタリア語の「salone」は広間を指すと説明しています。番組の運営期間中、リスナーからのメッセージや楽曲リクエストは主に電子メールを通じて受け付けており、プレゼンターがそれに応じて選曲をしたり解説を届けたりしています。

これまでの放送スタイルは、2014年から2020年まで生放送が基本でしたが、2020年4月以降は新型コロナウイルスの影響で一部のプレゼンターが自宅で収録を行うといった柔軟な対応がなされました。そして、2020年4月の改編により、完全に録音形式に変わりました。

番組は火曜日から金曜日の18:00から18:20まで放送され、リスナーは無料で聴取できます。さらに、OTTAVA Plusでは有料で同時聴取やオンデマンド視聴も可能です。放送時間では、火曜日から金曜日の18:00から20:00が有料放送枠とされ、特典としてスタジオ内の動画も視聴することができます。

【プレゼンター】
『OTTAVA Salone』は複数のプレゼンターで成り立っており、それぞれの曜日に担当が分かれています。例えば、火曜日はゲレン大嶋、金曜日は林田直樹などが進行にあたります。各プレゼンターは番組内で企画や進行、選曲、ゲストインタビューに至るまで幅広く対応し、リスナーとの対話を重視しています。

【リクエストの種類】
リスナーからのリクエストは通常の楽曲依頼の他に、プレゼンターが設定したテーマに基づいて募集されることもあります。リクエストには「フレーバー・リクエスト」や「オノマトペ・リクエスト」、「お誕生日リクエスト」など多様な形式があり、プレゼンターがそのメッセージに基づき最適な選曲を行います。

【BGMとテーマ曲】
番組では特に、ヴォーカル・アンサンブルであるカペラによるルネサンスのア・カペラがトークのBGMとして使用されており、テーマ曲も彼らの演奏による楽曲が選ばれています。このように、サウンドのクオリティにもこだわりが感じられます。

番組の内容はクラシック音楽に留まらず、リスナーのライフスタイルに寄り添った「月見クラシック」や、特別企画として演奏される「クリスマス特番」などもあり、リスナーとのつながりを大切にしています。

また、公式サイトなども利用して、聴取方法やリクエスト方法がズムーズに行えるよう配慮されています。これにより、リスナーは自分の好みに合わせたクラシック音楽の選曲を楽しむことができ、番組の魅力がさらに深まっているのです。

OTTAVA Saloneは、単なる音楽番組に留まらず、リスナーとのコミュニケーションを大切にした魅力的な空間を提供し続けています。

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