OYSTER -EP-

NICO Touches the WallsのEP『OYSTER -EP-』

NICO Touches the Wallsが2017年12月6日にリリースしたEP『OYSTER -EP-』は、バンドにとって初のEP作品となります。このリリースは、シングル『マシ・マシ』から約1年ぶりということで、ファンにとって待望の新たな音源となりました。今作は、Ki/oon Musicからの発売で、ユニークな点は、収録された曲をさらに楽しめるように、高品質なアコースティックバージョンを収めたボーナスディスクが付いた2枚組の仕様です。

収録曲の概要

本EPには、5曲が収録されており、その中にはリードトラックとして扱われている「Funny Side Up!」があります。この曲のミュージックビデオも公開されており、視覚的にもファンを楽しませています。リードトラックは、11月15日から先行ダウンロード配信がスタートし、22日にはストリーミング配信も開始されました。この曲は、MBSテレビ・TBSテレビドラマイズム『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』の主題歌としても使用され、多くのリスナーに親しまれる存在となっています。

その他の収録曲には、彼らが独特のスタイルを持つ「mujina」や「bud end」、そして「Ginger lily」などが含まれています。これらの曲は、NICO Touches the Wallsならではのエネルギーとメロディーを特徴としており、一貫して聴きごたえがあります。

ボーナスディスクの内容

ボーナスディスクには、 EPの収録曲のアコースティックバージョンが収められており、特にアコースティックアレンジによって、曲の持つ本質や歌のメッセージがしっかりと伝わります。収録されているアコースティックバージョンは、以下の通りです。

• - mujina (Acoustic ver.)
• - Funny Side Up! (Acoustic ver.)
• - カレキーズのテーマ (Acoustic ver.)
• - bud end (Acoustic ver.)
• - Ginger lily (Acoustic ver.)

これにより、オリジナルバージョンとはまた異なる魅力を楽しむことができ、音楽体験がより豊かになります。

制作とプロデュース

このEPは、前作となるアルバム『勇気も愛もないなんて』に引き続き、共同プロデューサーとして浅野尚志が関わっています。浅野は同年に行われたツアー『Fighting NICO』にもサポートメンバーとして参加しており、バンドとの関係が深まっています。彼のセンスが作品全体に活かされており、NICO Touches the Wallsの音楽性をさらに引き立てています。

結論

NICO Touches the Wallsの『OYSTER -EP-』は、バンドの新たなステージを感じさせる作品です。リードトラックの存在感に加えて、アコースティックバージョンの収録によって、リスナーに新たな側面を提供しています。リリース直後から多くのファンの心をつかみ、音楽シーンでの位置を確立したこのEPは、NICO Touches the Wallsの音楽を楽しむうえで、欠かせない作品といえるでしょう。

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