PARTY (少年隊のアルバム)

『PARTY』(パーティ)

『PARTY』は、1987年12月14日にワーナー・パイオニアからリリースされた、人気グループ少年隊による2枚目のミニアルバムです。この作品は、前作『WONDERLAND』から1年ぶりのリリースとなり、彼らの音楽活動の進化を示す重要な作品とされています。

アルバムの特長

このミニアルバムは、12インチLPサイズのディスクジャケットが用いられていますが、収録されている音源は7インチEP盤というユニークな設計になっています。初回生産分のCDは、紙ジャケット仕様となっており、デザインにもこだわりが見られます。また、1991年6月17日には再発盤が登場し、その際はプラスチックケースが使用され、より耐久性のある形になっています。

すべてのリリース形態には、特典としてハート型のフォトカードが3枚同封されています。このフォトカードはファンにとって貴重なコレクターズアイテムであり、アルバムの魅力を一層引き立てています。

収録曲

『PARTY』には、全ての作詞・作曲を宮下智が手がけ、編曲は服部克久が担当しています。収録曲は以下の通りです：

1. Happy birthday to!
2. トナカイという名の船
（歌唱：錦織一清）
3. どんなにいいかもネ!
（歌唱：植草克秀）
4. ひとりぼっちのクリスマス
（歌唱：東山紀之）

これらの楽曲は、それぞれの歌手が持つ個性を引き出しつつ、少年隊全体のハーモニーを感じられる内容になっています。それぞれのトラックは、聴く人にさまざまな感情を与えるように作られており、特に「ひとりぼっちのクリスマス」は、クリスマスの孤独をテーマにした歌詞が印象的です。

このアルバムは、発売当時からファンの間で広く愛され、少年隊の代表作の一つとなっています。楽曲の内容だけでなく、ビジュアル面や特典の充実度も相まって、コレクターにとっても価値の高い作品です。

時代を超えて評価され続ける『PARTY』は、音楽の楽しさや仲間との絆を感じられる一枚であり、少年隊の音楽活動における新たなステージを切り開く契機ともなりました。

もう一度検索