PESELA-QUESELA-IN

PESELA-QUESELA-IN（ペセラ・ケセラ・イン）は、後にBEAT CRUSADERSとして広く知られるメンバーによって結成された、日本のギターポップバンドです。1980年代後期に結成され、1997年に惜しまれつつも解散しました。中心メンバーであった日高央、岩原幸夫、田井宏之は、その後BEAT CRUSADERSを結成し、新たな音楽の道を切り開きました。

メンバー

[日高央]
岩原幸夫(D.)
木本隆(G.)
三好健夫(B.Vo)
錦織典子(B.)
小笠原ひろし(B.)
田井宏之(G.Vo.)※2011年死去
山口哲二(B.)

概要

PESELA-QUESELA-INは、日高央を中心に1980年代後期に結成されました。当初は不定期にライブ活動を行っていましたが、1992年に自主レーベルであるEVOL RECORDSからカセットをリリースし、UNDER FLOWER RECORDSのイベントやコンピレーションCDに参加するなどの活動を通じて、徐々にその名を知られるようになりました。

彼らの音楽性は、当時としては珍しかった日本のバンドによる英語の歌詞、そしてギターポップでありながらも、1960年代の音楽、特に日高がフェイバリットに挙げるTHE MONKEESやTHE BEATLESからの影響が強く感じられる点が特徴でした。後のBEAT CRUSADERSではメンバーがトレードマークのマスクで顔を隠していましたが、このPESELA-QUESELA-IN時代には素顔で活動していたことも、ファンにとっては興味深いポイントです。

2002年には、LASTRUMレーベルから『REMASTERPIECES』がリリースされました。このアルバムは、過去のアンソロジーに収録された楽曲をリマスターしたものであり、さらに、このアルバムのために日高、岩原、田井の3人が再結集し、新たに3曲が新録されました。このアルバムは、PESELA-QUESELA-INの音楽を再評価する上で重要な作品となっています。

ディスコグラフィー

アルバム

REMASTERPIECES
リリース日：2002/01/25
企画：CD
品番:LACD-0041
* レーベル：ラストラムレコード

PESELA-QUESELA-INは、短い活動期間ではありましたが、その音楽性と後のBEAT CRUSADERSへと繋がるメンバー構成により、日本のインディーズ音楽シーンにおいて重要な存在です。彼らの音楽は、今もなお多くの音楽ファンに愛され続けています。

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