PRIDE.8 大会概要
PRIDE.8は、日本の
総合格闘技イベントPRIDEの一環として、
1999年11月21日に
東京都江東区の
有明コロシアムで実施された大会です。日本国内外から集まったトップファイターたちによる白熱した試合が繰り広げられ、多くのファンを魅了しました。メインイベントでは、
桜庭和志とホイラー・グレイシーが激突し、注目を集めました。
メインイベント
この大会の目玉試合は、
桜庭和志とホイラー・グレイシーの対決でした。試合は2ラウンドにわたり行われ、桜庭はホイラーに対してチキンウィングアームロックを決めることに成功しました。ホイラーはタップをしていないと抗議しましたが、審判の判定は覆されず、桜庭の勝利が認められました。試合後、桜庭は勝利の喜びを語り、
ヒクソン・グレイシーに対して挑戦状を叩きつける発言をし、会場の観衆を沸かせました。
試合結果
大会では複数の試合が行われ、以下はその結果です。
1.
第1試合 PRIDEルール 10分2R
-
ヴァンダレイ・シウバ vs.
松井大二郎
- 結果: ○
ヴァンダレイ・シウバの勝利(判定6-0)
2.
第2試合 PRIDEルール 10分2R
- フランク・トリッグ vs. ファビアノ・イハ
- 結果: ○ フランク・トリッグの勝利(1R 5:00 TKO)
3.
第3試合 PRIDEルール 10分2R
- アラン・ゴエス vs. カール・マレンコ
- 結果: ○ アラン・ゴエスの勝利(1R 9:16
肩固め)
4.
第4試合 PRIDEルール 10分2R
- マーク・コールマン vs.
ヒカルド・モラエス
- 結果: ○ マーク・コールマンの勝利(判定4-0)
5.
第5試合 PRIDEルール 10分2R
-
トム・エリクソン vs.
ゲーリー・グッドリッジ
- 結果: ○
トム・エリクソンの勝利(判定5-0)
6.
第6試合 PRIDEルール 10分2R
-
イゴール・ボブチャンチン vs. フランシスコ・ブエノ
- 結果: ○
イゴール・ボブチャンチンの勝利(1R 1:23 KO)
7.
第7試合 PRIDEルール 10分2R
-
ヘンゾ・グレイシー vs. アレクサンダー大塚
- 結果: ○
ヘンゾ・グレイシーの勝利(判定5-0)
8.
第8試合 PRIDE特別ルール 15分2R
-
桜庭和志 vs. ホイラー・グレイシー
- 結果: ○
桜庭和志の勝利(2R 13:16 TKO)
この大会は、PRIDEの中でも記憶に残るイベントとなり、多くのファイターにとって重要な一戦を提供しました。桜庭の
ヒクソン・グレイシーへの挑戦状は、その後のストーリーの始まりともなり、PRIDEの歴史に名を刻むこととなります。大会全体を通じて多くの感動やドラマが展開され、格闘技ファンにとって印象的な1日となりました。