アルバム『PRISM』の概要
『PRISM』(プリズム)は、
谷村有美の4枚目にあたるオリジナル・
アルバムで、1990年5月12日にCBS・ソニーからリリースされました。彼女の音楽キャリアの中で特に重要な作品となっており、全体を通して谷村の音楽的成長を感じることができます。
この
アルバムの初版は、プリント・スケルトンの三方背ボックスに収められた特別な仕様で、52ページからなるブックレットが付属しています。このデザインは、
アルバムの内容だけでなく、その視覚的な魅力も高めています。
制作陣
『PRISM』は、
谷村有美本人をはじめ、西脇及び
戸沢暢美の3人によって制作されました。彼らの密接なコラボレーションにより、
アルバムは一貫したテーマとスタイルを持っています。約1年の間隔を経ての新作であったこともあり、リスナーにとって期待が高まる中でのリリースでした。
収録楽曲
この
アルバムには、先行
シングルとしてリリースされた「6月の雨」が収録されており、リスナーに強い印象を残します。また、5曲目「黄昏のシルエット」では、谷村がピアノ演奏を披露しており、彼女の音楽的な才能を際立たせています。さらに、6曲目の「シンデレラの勇気」もこの
アルバムの特徴的な曲で、ムトウのCMソングとしても親しまれました。
テレビ出演とプロモーション
この
アルバムの販促キャンペーンの一環として、谷村はテレビ番組に出演し、その中で
シングルではない1曲目の「BLUEじゃいられない」を披露したこともありました。この曲は同年の11月21日にリリースされた
シングル「友達」のB面に収録されています。
参加アーティスト
『PRISM』には、多数の優れたミュージシャンも参加しており、彼らの技術が
アルバムの質をさらに高めています。それぞれのメンバーが持つ異なる音楽的背景が融合し、一層深みのある音楽作品が完成しました。
この
アルバムは、
谷村有美の音楽的な側面を多角的に見せており、彼女の成長を感じることができる貴重な作品です。リリースから時間が経った今でも、その魅力は色あせず、多くのファンに支持され続けています。