PU-PU-JUICE

PU-PU-JUICE：独創的な舞台で観客を魅了する劇団

PU-PU-JUICEは、2005年に劇団SLA出身の俳優らによって結成された日本の劇団です。永沼友由輝、山本浩貴、長島慎治、大迫一平といったメンバーを中心に、現在では15名ほどの俳優が所属しています。特筆すべきは、劇団の運営方法です。代表者はおらず、すべての決定事項は所属俳優全員による多数決によって行われています。このフラットな組織構造が、自由な発想と創造性を生み出していると言えるでしょう。

脚本と演出は、主に山本浩貴と久米伸明が担当しています。彼らの才能によって生み出される作品は、観客動員数が2000人を超える人気を誇り、年間2～3本のペースで本公演を開催しています。さらに、不定期ながらも、イベントや野外公演といった番外公演も行われています。

PU-PU-JUICEは、オリジナル作品を中心に上演しており、数々の話題作を生み出してきました。例えば、浅見れいな、長渕文音、穂のかが出演した『結婚狂想曲』、いしだ壱成主演の『新・罪と罰』、加賀美早紀、中野裕太、下宮里穂子が出演した『パニ☆ホス』など、著名な俳優を起用した作品は、高い評価と注目を集めました。これらの公演は、観客に忘れられない感動と興奮を与え、劇団の知名度と人気を不動のものにしています。

所属俳優たちは、PU-PU-JUICEの公演活動以外にも、積極的にテレビドラマ、映画、CMなど多様なメディアに出演し活躍しています。他劇団への客演なども積極的に行い、個々の俳優としてのスキル向上にも力を入れています。

劇団の活動は舞台にとどまりません。山本浩貴が脚本・監督を務め、PU-PU-JUICEの俳優が出演した映画『サムライ・ダッシュ』は、2011年2月にゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品されました。この映画製作は、劇団の活動範囲を広げ、新たな可能性を示唆するものでした。

劇団の公演は、常に高いクオリティと独創的な演出で知られています。その背景には、俳優たちの高い演技力と、脚本・演出家の綿密な演出、そして全員参加型の運営体制があります。これからもPU-PU-JUICEは、観客を魅了する新しい作品を生み出し、日本の演劇界に独自の地位を築き続けることでしょう。

主な公演例:

第29回公演『フェイクニュース』(主演：飯窪春菜)
第12回公演『汚れたアヒル』(主演：市川知宏、黒川智花)
第11回公演『奇跡の男』(主演：風間トオル、浅見れいな、大迫一平)
第10回公演『結婚狂想曲』(主演：浅見れいな、長渕文音、穂のか)
第9回公演『パニ☆ホス』(主演：加賀美早紀、下宮里穂子、中野裕太)
第8回公演『新・罪と罰』(主演：いしだ壱成)

過去の所属俳優:

永沼友由輝
大迫一平
御船健
近藤貴路
松浦崇文
永瀬勝久
伊藤真麻
藤田みか
藤井麻由

主なゲスト俳優:

飯窪春菜
寺中寿之
南圭介
山口大地
麻木玲那
福島善成（ガリットチュウ）
下尾みう（AKB48）
石栗昌彦
市川知宏
黒川智花
風間トオル
浅見れいな
長渕文音
穂のか
加賀美早紀
中野裕太
下宮里穂子
いしだ壱成
古川九一
冨樫真
西守正樹

番外公演・イベント・野外公演:

Pu-Pu-Clicquot Rose Labal 「THE EQUINOX」(2007年)
ゴールドジム主催 骨髄バンクチャリティーイベント(2008年)
* C-STYLE 歩み～僕らの軌跡～イベント(2009年)

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