『Pandora』(パンドラ)は、シンガーソングライター
須藤あきらが
ビクターエンタテインメント在籍中にリリースした3枚目のオリジナル
アルバムであり、同レーベルからリリースした最後の作品です。
アルバム全体を通して、マイナー調のメロディと力強いビートが特徴で、聴く者に熱い感情を呼び起こします。サウンド面では、ハードなテイストが強く、野太い印象を与える楽曲が多く収録されています。
収録曲は全曲、
須藤あきら自身が作詞を手掛けており、彼女の音楽的な個性が際立っています。
収録曲について
1.
抱きたいの
作曲・編曲:Haward Killy
情熱的な歌詞とメロディが印象的な楽曲。
2.
JUST TAKE MY HEART
作曲・編曲:Haward Killy
5枚目の
シングルとしてリリースされた楽曲。キャッチーなメロディと力強い歌声が魅力。
3.
夢を止めないで
作曲:谷本新、編曲:野中則夫
4枚目の
シングルで、
代々木ゼミナールのCMソングとして起用された。夢を追いかける人々を応援するようなポジティブな歌詞が特徴。
4.
恋のはじまり~SWEET ANGEL~
作曲・編曲:Haward Killy
5枚目の
シングル「JUST TAKE MY HEART」のカップリング曲。恋の始まりを甘く爽やかに歌い上げた楽曲。
5.
ひこうき雲
作曲:佐々木真里、編曲:Haward Killy
郷愁を誘うメロディが印象的な楽曲。切ない歌詞と歌声が聴く者の心に深く響く。
6.
STEAL AWAY
作曲:佐々木真里、編曲:Haward Killy
ロックテイストの強いサウンドが特徴。力強いボーカルと疾走感あふれる演奏が魅力。
7.
明日こそ強くなれ
作曲:小泉誠司、編曲:野中則夫
4枚目の
シングル「夢を止めないで」のカップリング曲。困難に立ち向かう勇気をくれるような力強い楽曲。
8.
愛が眠れない
作曲・編曲:Haward Killy
須藤あきら自身も出演した映画『首都高速トライアルMAX』の主題歌として使用された。エモーショナルなメロディと歌詞が、映画の世界観を盛り上げる。
9.
I can't stand it any more
作曲・編曲:Haward Killy
衝動的な感情をストレートに表現した楽曲。アグレッシブなサウンドとボーカルが特徴。
10.
晴れた朝のせいだから
作曲・編曲:Haward Killy
爽やかなメロディが印象的な楽曲。希望に満ちた歌詞と歌声が、聴く者の心を明るくする。
レコーディング参加ミュージシャン
Haward Killy - キーボード
野中則夫(BLOW) - ギター
音楽雑誌『CDジャーナル』は、この
アルバムを「マイナー調の勢いのあるメロディとビートで押していく感じが、熱さを生み出す。音もかなりハード・テイストで、野太い作り」と評価しました。ハードなサウンドと情熱的なメロディが、
アルバム全体の魅力を高めています。
関連事項
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レイズイン:
須藤あきらが所属していた音楽事務所。
この
アルバムは、
須藤あきらの音楽性を余すところなく表現した作品であり、彼女のキャリアの中でも重要な一枚と言えるでしょう。