PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-

PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-

『PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-』は、株式会社コロプラが提供していたスマートフォン向けゲームアプリで、AndroidおよびiOSで利用可能でした。2017年に配信が始まりましたが、サービスは2018年11月に終了しています。このゲームは基本プレイが無償で、アイテム課金も用意されていました。略称として「PaniPani」や「パニパニ」が使われています。

あらすじ

物語は、双子の「月女神」アルテミスが悪しき者「常闇の王」に封じ込められたことから始まります。彼女の哀しみから生まれた13粒の涙が変わり、13人の光の神人に姿を変え、「常闇の王」を打倒する旅に出るのです。数年後、彼らの中から選ばれた13人の中高生がスクールバスに乗っているときに、突然異世界へと引き寄せられます。

登場キャラクター

本作のキャラクター設定は非常に多彩です。リーダー格の天条ソルは、サッカー部からゲーマーへと転身した経歴を持ちます。その他、姫輝スピカ（サッカー部のマネージャー）、平等院ベガ（生徒会長）、狩生ハント（射撃部部員）など、個性豊かなキャラクターたちが登場します。また、夏目蓮と白織沙璃など職業的背景を持つキャラクターも含まれ、ストーリーに深みを与えています。

開発について

『PaniPani』の開発は2017年に始まり、プロジェクトマネージャーは『白猫プロジェクト』で知られる角田亮二が指揮しました。ゲームデザインは、プレイヤーが没入できる体験を提供することを目指し、ミッションやストーリーを通じて楽しむことができる内容に重点を置いています。当初はガチャ要素がなかったものの、後に装備ガチャが導入され、プレイヤーが成長する達成感を損なわないように工夫されています。

キャラクター重視のアプローチ

本作では、キャラクターの成長や心情の変化が重視されています。それぞれのキャラクターが持つ背景や個性が物語に色を加え、中高生たちが異世界で成長していく様子が描かれています。この設定は、メディアミックスに対応した構成となっており、13人のキャラクターがストーリーを通じてしっかりと目立つようになっています。

音楽

主題歌を担当したのは、感覚ピエロです。角田は彼らとのコラボレーションの経緯についても言及しており、感覚ピエロがファンであることから即座に合意を得たとされています。主題歌はゲームのアートや設定資料を読み解いた上で制作され、作品全体に活気を与えています。

このように、『PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-』は、いくつもの魅力を持つゲームアプリであり、登場キャラクターや物語の展開を通じて多くのプレイヤーに愛されました。

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