shelaの6枚目の
シングル「pink」は、
2001年11月28日にavex traxよりリリースされました。この
シングルは、彼女の音楽キャリアの中でも特にバラエティに富んだ内容で、カバー曲とオリジナル曲の両方が楽しめます。
収録曲は、まず「wish」が挙げられます。この曲は、
T2yaによって作詞・作曲・編曲が手掛けられた、アップテンポでキャッチーなナンバーです。残念ながら、スタジオ・アルバムには収録されていませんが、
2005年にリリースされたベストアルバム『COLORS -single collection vol.1-』で聴くことができます。
そして、特筆すべきは「クリスマス・イブ」のカバーです。この曲は、山下達郎の名曲をshelaが独自の解釈で歌い上げたもので、原曲の魅力を残しつつも、彼女らしい繊細で力強い歌声が印象的です。このカバーバージョンは、この
シングル以外では、ベストアルバム『COLORS -single collection vol.1-』のシークレットトラックとしてのみ収録されています。さらに、フジテレビの番組「LOVE2001〜冬んぱっ!」のテーマソングとして使用され、冬の季節に広く親しまれました。
シングルには、「wish」と「クリスマス・イブ」のインストゥルメンタルバージョンも収録されており、それぞれの楽曲の魅力を、歌声なしでも楽しむことができます。特に「クリスマス・イブ」は、原曲の美しいメロディーとアレンジが際立ち、インストゥルメンタルとしても非常に聴き応えがあります。
「pink」は、shelaの音楽性を多角的に捉えることができる作品であり、彼女のファンだけでなく、多くの音楽ファンにとって、聴く価値のある一枚と言えるでしょう。特に冬の季節には、その温かみのあるサウンドが心に響きます。