Poison (レベッカのアルバム)

レベッカの6枚目のオリジナル・アルバム『Poison』は、1987年11月28日にCBS・ソニーのFITZBEATレーベルからリリースされました。前作『TIME』から約1年ぶりのリリースであり、レベッカがイメージキャラクターを務めたSONYのミニコンポ「Liberty」のCMソングに使用された「NERVOUS BUT GLAMOROUS」が収録されていることで話題となりました。翌年には「MOON」がシングルカットされるなど、アルバム収録曲の人気の高さが伺えます。

アルバムはLP、CD、カセットの3形態で発売され、1994年にはKi/oon Sony RecordsからCDのみで再リリースされました。この再発盤は、CDケースが左開きになっているという特徴があります。さらに2007年には、Sony Music DirectからリマスターされたCDが紙ジャケット仕様の完全生産限定盤として発売され、2013年にはBlu-spec CD2としてもリリースされています。

音楽評論家からの評価も高く、CDジャーナルは「スリルは減ったけど、たくましい落ちつきが出てきた」と評し、サウンド面については「ハード・ナンバーからバラードまでが楽しめる、唯一無二のポップ・センスが遺憾なく発揮されている」と絶賛しています。また、「自信に満ちたバンドとしての存在感が、キャッチーの曲作りとハードなサウンド・アプローチとノッコという超個性のバランスを手堅く取ってしまった。言いたいことが実によくわかる等身大のロック故だ」と、バンドとしての成熟とノッコの個性的なボーカルが融合した作品であることを強調しています。

『Poison』は、第2回『日本ゴールドディスク大賞』“THE BEST ALBUM OF THE YEAR”邦楽ロック・フォーク（グループ）部門を受賞するなど、商業的にも成功を収めました。収録曲は、LPとカセット、CDで異なっており、それぞれ独自の魅力を持っています。参加ミュージシャンについては詳細な情報が公開されていませんが、レベッカのメンバーに加え、多数のサポートミュージシャンが参加していると考えられます。

アルバム収録曲は、SONY「Liberty」のCMソングとして使用されたほか、様々なメディアで使用されました。詳細な使用例については、公式な情報源をご確認ください。

外部リンクとしては、SonyMusicによる紹介ページや、otonano by Sony Music Directによる紹介ページなどが存在します。これらのページでは、アルバムの詳細な情報や、購入方法などを確認することができます。特に、2007年盤やBlu-spec CD2盤については、リマスターの音質や紙ジャケット仕様など、オリジナル盤とは異なる魅力がありますので、ぜひチェックしてみてください。

『Poison』は、レベッカの音楽性を代表する作品の一つであり、1980年代の日本のロックシーンを語る上で欠かせないアルバムと言えるでしょう。

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