QUICPay

QUICPay（クイックペイ）とは

QUICPay（クイックペイ）は、株式会社ジェーシービー（JCB）が提供する電子決済サービスです。このサービスは、クイック＆ユースフルなIC決済を目的としており、非接触型決済として広く利用されています。QUICPayは2005年に正式にサービスを開始し、現在では多くの提携先と共に日本国内で大きなシェアを獲得しています。特に、QUICPayモバイルはスマートフォンやウェアラブルデバイスを利用した利便性の高い決済手段として知られています。

概要と特徴

QUICPayは、ソニーが開発したFeliCa技術を基にした非接触型決済システムであり、排他的な手法を採用しているため、後発のQRコード決済とは相互運用性がありません。2021年度の日本版顧客満足度指数（JCSI）調査でも電子マネー部門で第1位を獲得していますが、2022年度には競合他社にその座を譲ることとなりました。QUICPayを利用することで、ユーザーは迅速かつスムーズな決済を実現でき、2022年6月末時点では、会員数は2200万人以上に達しています。

また、『キューペイ』というオリジナルキャラクターが存在し、QUICPayの宣伝活動にも積極的に登場しています。

利用可能なカードとモバイルデバイス

QUICPayの利用には、対応するIC[[カード]]や携帯電話、ウェアラブルデバイスが必要です。特に、QUICPay+というサービスは、QUICPayの機能を拡張し、Apple PayやGoogle Payとの連携も可能です。QUICPayは後払い方式（ポストペイ）のみならず、QUICPay+では即時払（デビット）や前払（プリペイド）にも対応していることが特徴的です。

カードの種類

QUICPayには、主に2つの種類があり、2005年スタートのQUICPayと2016年に導入されたQUICPay+があります。前者は後払いの決済を提供し、後者はさらに実用的な即時払や前払の機能を備えています。このように、QUICPayは利用者のニーズに応じた柔軟な対応をおこなっています。

• - QUICPayカード: クレジットカードに追加して発行される専用カード
• - QUICPay+カード: より広範囲な決済方法に応じたカード
• - モバイル決済: 対応するおサイフケータイ機能のあるスマートフォンやウェアラブルデバイスでの利用が可能

加盟店の拡大

QUICPayはその利便性から、導入店舗が増えており、2021年12月末時点で170万カ所以上の加盟店に対応しています。また、最新の決済端末を用意することで、クレジットカードやデビットカードの加盟店もQUICPayに移行しやすくなっています。

活用されているシーン

QUICPayは、コンビニエンスストア、飲食店、各種小売店、交通機関などさまざまな場面で利用されています。ユーザーは、IC[[カード]]やスマートフォンをかざすだけでスピーディな決済が可能であり、特に日常的な買い物においてその利便性を体感しています。

このように、QUICPayは現代の消費スタイルにぴったりとマッチした決済手段として、今後もさらなる便利さを追求し続けることでしょう。

もう一度検索