R.C. Pro-Am

R.C. Pro-Am

『R.C. Pro-Am』は、1988年にNintendoから発売されたファミリーコンピュータ(NES)用レースゲームです。等角投影で見下ろしたコースをラジコンカーで走行し、順位を競います。全32コースが用意されており、コース中に配置された様々なパワーアップアイテムを獲得することで、マシンの性能を向上させたり、ライバルを妨害したりすることができます。

ゲームの特徴

見下ろし視点でのレース: 等角投影による見下ろし視点のため、コース全体を見渡しながら戦略的に走行できます。
多彩なパワーアップ: ターボ、ミサイル、爆弾など、レースを有利に進めるための様々なパワーアップアイテムが登場します。
アップグレード要素: レースで得た賞金で、エンジンの性能やタイヤ、ショックアブソーバーなどをアップグレードできます。
対戦要素: 最大4人までの対戦が可能で、友達や家族と白熱したレースを楽しめます。

移植版

SEGA Genesis版

1993年後半にMidway Home Entertainmentから発売されました。NES版からいくつか変更点があり、「NINTENDO」という単語が「CHAMPION」に置き換えられています。

Xbox One版

NES版は、2015年8月6日にXbox One用オムニバスタイトル『Rare Replay』としてMicrosoft Studiosから発売されました。Xbox One版では、任天堂に関する言及が削除されています。

スタッフ

NES版

デザイナー: Tim Stamper、 Chris Stamper
プログラマー: Mark Betteridge、 Chris Stamper、 Paul Proctor、 Joe Stamper Jr.
アーティスト: Tim Stamper
作曲家: David Wise
品質確保: Stephen Stamper

SEGA Genesis版

作曲家: David Wise

ハイスコア表の名前

ゲームのハイスコア表には、開発スタッフと思われる以下の名前が登録されていました。

SJP (Steve Patrick)
HCG (Huw Ward)
CTJ
TDS
SMS (Stephen Stamper)
M.B (Mark Betteridge)
JAN
CBN
JFN
KB
WMW

続編

Super R.C. Pro-Am: ゲームボーイ用ソフトとして1991年に発売されました。日本未発売です。
R.C. Pro-Am II: NES用ソフトとして1992年に発売されました。日本では2015年8月6日に『Rare Replay』として配信されました。
R.C. Pro-Am 64: NINTENDO 64向けに開発されていたものの、未発売に終わりました。宮本茂氏の提案により、大幅に作り直され『ディディーコングレーシング』として発売されました。

関連作品

* RCでGO!: タイトーから1999年に発売されたアーケードゲームです。ラジコンカーを操作するレースゲームという点で、『R.C. Pro-Am』との関連性が指摘されています。

『R.C. Pro-Am』は、そのユニークなゲーム性と中毒性の高いゲームプレイで、多くのファンを魅了しました。レトロゲームファンならずとも、一度はプレイしてもらいたい名作です。

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