RENTRER EN SOI

RENTRER EN SOI（リエントール アン ソイ）は、2001年に結成され2008年に解散した日本のヴィジュアル系バンドです。
バンド名はフランス語で「自己回帰」という意味を持ちます。一般的なフランス語の発音とは異なり、敢えて「ラントレ・アン・ソワ」とは読まず、独自の響きを持たせていました。

彼らは「人は過去があるからこそ自己回帰をし、今を生きて未来を創造する」という“時の流れ”をテーマに、7年間という短い期間ながらも精力的に活動を展開しました。その音楽性は日本国内のみならず、海外のファンをも魅了し、数々の海外公演を成功させています。

FREE-WILLに所属し、初期の頃は同事務所に所属していた元BAISERの紫（YUKARI）がプロデュースを担当していました。

メンバー
砂月（サツキ）（Vocal）
現在はソロアーティストとして活動しており、ボーカル以外にも様々な分野で才能を発揮しています。海外公演も積極的に行っています。
匠（タクミ）（Guitar）
現在はサウンドクリエーターとして、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYのマニピュレートなどを担当。2013年には、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYの京が率いるsukekiyoにGt&Pianoとして加入しました。
瞬（シュン）（Guitar）
遼（リョウ）（Bass）
未架（ミカ）（Drums）
現在はビデオプロダクションの代表を務め、映像制作を中心に活動しています。匠と同じく2013年にsukekiyoにDrとして加入。

旧メンバー
蒼（アオ）（Guitar）
2001年から2004年まで在籍。2004年に音楽活動を引退しています。

バンドの歩み
2001年、砂月、匠、遼、蒼の4人で「Rentrer en Soi」として結成。
2003年3月、未架がドラマーとして加入し、バンドの体制が整います。
2004年2月のツアーを最後に蒼が脱退。その後、瞬が加入。
2008年9月16日に解散を発表し、同年12月25日のライブをもって活動を終了しました。

作品

彼らの音楽は、耽美的な世界観と激しいサウンドが特徴で、多くのファンを魅了しました。以下に主な作品をまとめます。

デモテープ
Special X'mas Tape（2001年12月25日）
シングル
初まりの涙の音が風に消される夜に...（2001年6月19日、2001年8月22日）
悲痛傷痕（2002年3月27日）
苺オブラート（2003年3月16日～4月24日）
神話（2003年3月16日～4月24日）
星屑の螺旋 -ReSpirial-（2003年3月16日～4月24日）
桜舞 〜夢の中目覚めれば…〜（2003年5月1日）
受胎告知 〜La Renaissance（2004年2月10日）
wither（2004年10月27日）
全景色腐り果てる今、唯一… (2005年2月27日)
水夢見る蝶々（2005年5月25日）
PROTOPLASM（2006年2月22日）
鴉色の胎児（2006年4月26日）
I hate myself and want to...（2006年10月25日）
密室と孤独に毒された憂鬱（2006年12月20日）
THE ABYSS OF DESPAIR（2007年3月28日）
AMONGST FOOLISH ENEMIES（2007年4月18日）
STIGMATA（2008年3月26日）
UNENDING SANCTUARY（2008年7月30日）
ミニアルバム
ゆりかご（2004年3月30日）
Astreの絲（2005年8月24日）
Keinの棺（2005年8月24日）
MEGIDDO（2008年10月22日）
アルバム
Sphire-Croid（2005年1月26日）
RENTRER EN SOI（2006年5月31日）
The bottom of chaos（2007年8月1日）
AIN SOPH AUR（2008年11月19日） ※ベストアルバム
DVD
『Cinema Cradle』（2004年8月25日）
『MILLENARIANISM 〜THE WAR OF MEGIDDO〜』（2009年3月4日）

解散後も、各メンバーはそれぞれの道を歩みながらも、音楽活動を続けています。彼らの残した音楽は、今もなお多くのファンに愛され続けています。

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