REQUIEM AND SILENCE

REQUIEM AND SILENCE

『REQUIEM AND SILENCE』（レクイエム・アンド・サイレンス）は、日本の歌手鬼束ちひろの5枚目のベストアルバムであり、彼女のデビュー20周年を記念して刊行されました。このアルバムは、2013年に発売された『GOOD BYE TRAIN 〜ALL TIME BEST 2000-2013』以来、約6年半ぶりにリリースされたもので、全ての楽曲が彼女の活動の中で特に重要な位置を占めるものとして選ばれています。

アルバムは、完全生産限定盤（プレミアム・コレクターズ・エディション）、初回限定盤、通常盤の3種類で販売されており、それぞれの形態によって収録曲やジャケットデザインが異なります。特に、完全生産限定盤には鬼束自身が選曲した楽曲による「裏ベスト」や、過去の楽曲のインストゥルメンタルバージョンが初めてCD化され、特別な内容となっています。

収録内容と形態

完全生産限定盤・初回限定盤

この2形態にはディスクが2枚収録されており、Disc.1「HALLELUJAH」とDisc.2「UNIVERSE」と名付けられています。1枚目のディスクには、「月光」や「感染症」、「流星群」など代表的なシングル曲が収録されています。Disc.2には、「蛍」や「悪戯道化師」など、鬼束の幅広い音楽性を体現した楽曲が含まれています。さらに、初めて発売される新曲「書きかけの手紙」と、「End of the world」の再録バージョンも収められており、ファンにはたまらない内容となっています。

ENCOREとTESTIMONY

完全生産限定盤には追加の2枚のディスクも付属し、Disc.3「ENCORE」には彼女の過去の作品から厳選された楽曲が、Disc.4「TESTIMONY」にはインストゥルメンタル曲が収録されています。これらのディスクはファンにとって特に魅力的なサプライズであり、貴重な楽曲を再体験することができます。

通常盤

通常盤は、鬼束が厳選した14曲を収録しており、シンプルながらも彼女の魅力を十分に感じさせる内容です。ファンはこの形態でも彼女の音楽のエッセンスを楽しむことができます。

パッケージと特典

特に注目すべきは、完全生産限定盤に付属する豪華なパッケージです。LPレコードサイズのボックスに、撮り下ろしの写真や、初代プロデューサー羽毛田丈史との対談が収められた特別なブックレットが付いており、視覚的にも楽しめる内容となっています。

まとめ

『REQUIEM AND SILENCE』は、鬼束ちひろの20年にわたる音楽の集大成とも言えるアルバムであり、彼女の過去の成功作、そして新たな挑戦を象徴する作品です。音楽だけでなく、彼女自身の成長も感じられるこのアルバムは、ファンにとって記念すべき一作となることでしょう。

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