RIBBON (山瀬まみのアルバム)

アルバム『RIBBON』の詳細



『RIBBON』(リボン)は、1986年7月21日に発売された山瀬まみのデビュー・スタジオ・アルバムです。このアルバムは、彼女の音楽キャリアの出発点であり、デビューシングルと第二弾のシングルを含む初めての作品となっています。

このアルバムの最大の特徴は、全曲の作詞を著名な作詞家・松本隆が手がけている点です。彼の繊細で感情豊かな歌詞は、山瀬まみの表現力と相まって、多くのリスナーの心をつかみました。音楽面においては、5人の外部作家がそれぞれ異なるスタイルで作曲を担当し、船山基紀や鈴木茂は編曲を行っています。このように、多彩な作曲家とクリエイターの合作によって、アルバム全体にバラエティに富んだサウンドが生まれました。

収録曲一覧



アルバムには以下の楽曲が収められています。すべての楽曲は松本隆による歌詞で構成されています。

1. くちびるにマスカット(作曲:亀井登志夫、編曲:鈴木茂)
- 時間: 3:28
2. 金の波、銀の砂(作曲:来生たかお、編曲:船山基紀
- 時間: 4:19
3. ピンクのマニキュア(作曲:南佳孝、編曲:鈴木茂)
- 時間: 3:58
4. 今夜はフェアリーテール(作曲:呉田軽穂、編曲:松任谷正隆
- 時間: 3:23
5. セシリア・Bの片想い(作曲:宮城伸一郎、編曲:船山基紀
- 時間: 4:01
6. 小夜子(作曲:来生たかお、編曲:船山基紀
- 時間: 4:36
7. ロング・ヘアーの少年(作曲:亀井登志夫、編曲:船山基紀
- 時間: 3:40
8. 氷のキャッスル(作曲:南佳孝、編曲:鈴木茂)
- 時間: 3:17
9. メロンのためいき(作曲:呉田軽穂、編曲:松任谷正隆
- 時間: 4:07
10. 月夜のカーニバル(作曲:亀井登志夫、編曲:鈴木茂)
- 時間: 3:28
11. 水晶球(作曲:宮城伸一郎、編曲:鈴木茂)
- 時間: 3:12

アルバムの評価



『RIBBON』は、当時のポップミュージックシーンにおいて高く評価され、山瀬まみの名を広めるきっかけとなりました。特に、キャッチーなメロディと詩的な表現が多数のファンを魅了し、今なお記憶に残る作品として知られています。このアルバムは、彼女の音楽スタイルの基盤を確立し、その後のキャリアに大きな影響を与えました。

山瀬まみのデビュー作『RIBBON』は、リスナーにとって特別な一枚であり、その後の音楽活動やシングルに繋がる重要な作品として、今も語り継がれています。

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