RNCワイドニュースプラス1

RNCワイドニュースプラス1の概要

『RNCワイドニュースプラス1』は、1993年4月から2006年3月までの間、西日本放送で放送されていたローカルニュース番組です。この番組は香川県および岡山県の地域ニュースを中心に、料理コーナーなどの情報コンテンツも取り入れていました。情報番組としての側面を持ちながら、地域に密着したニュースを分かりやすく伝える役割を果たしていました。

番組は2006年4月3日からリニューアルされ、『RNC Newsリアルタイム』と改題。同時に、日本テレビからの夕方ニュース枠の変更に合わせた形で新しいスタートを切りました。

放送時間の変遷

この番組の放送時間は時期によって変わりましたが、最初は17:30から19:00までの長時間放送が特徴的でした。

• - 1993年4月 - 1996年9月: 17:30 - 19:00
• - 1996年10月 - 2000年9月: 17:27 - 19:00
• - 2000年10月 - 2004年3月: 16:56 - 19:00
• - 2004年4月 - 2006年3月: 17:25 - 19:00

このように、番組は放送開始当初から長時間のローカルニュース番組として、多くの視聴者に親しまれていました。最も早い時間帯にスタートしたことは、視聴者にとって大変有意義でした。

番組の特徴

タイトルにある「ワイドニュース」という名称の通り、当初から幅広いニュースを取り扱い、特に地元の情報を重視していました。最初のキャスターは3人構成でスタートし、放送内容は主に伊達典子アナウンサーによる天気予報から始まるオープニングで伝えられました。その後、キャスターによる情報紹介が続く形式が確立されていきました。

2000年以降は、系列局との連携が進み、全国的なニュースとローカルニュースを組み合わせた放送形態が強化されました。これにより、視聴者にとって、より充実した情報を提供する体制が整いました。

2002年10月には日本テレビ本家の『プラス1』がリニューアルを行いましたが、『RNCワイドニュースプラス1』では従来のタイトルを維持していました。コマーシャルの音楽やオープニングは、キー局のスタイルに合わせる一方で、独自性を持った演出も行われていました。

料理コーナーや特集コーナーの魅力

本番組には地域の新鮮な素材を使った料理を紹介するコーナーもあり、特に木場巳雄シェフによる料理紹介が人気を博しました。毎週月曜日には旬の料理がテーマとなり、視聴者に料理の魅力を伝えました。

また、「道を歩けば」や「3海ネット」といった特集企画もあり、地域の育成や環境問題といったテーマを扱うことで、視聴者にとって身近な情報を提供していました。

キャスターやスタッフ

ニュースを伝えたキャスターには、西日本放送のアナウンサーが多く参加しており、山口喜久一郎や植村智子がその代表的な存在でした。料理コーナーには、専門のシェフが選ばれ、視聴者からも好評を得ました。

元々は数人のアナウンサーによって支えられていたこの番組ですが、視聴者のニーズに応じて番組内容やキャスターを変更し続けることで、視聴者とのコミュニケーションを大事にしてきました。

総括

『RNCワイドニュースプラス1』は、約13年間にわたり地域に密着した情報を提供し続けたローカルニュース番組でした。リニューアル後もその路線は引き継がれ、時代の変化に対応しながらも地域に根付いた番組作りを続けました。地域のニュースはもちろん、料理や特集コーナーを通じて、視聴者との架け橋としての役割を果たしていました。このように、『RNCワイドニュースプラス1』は、香川・岡山に住む人々にとって重要な情報源だったと言えるでしょう。

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