ROCKS TOKYO

ROCKS TOKYO

「ROCKS TOKYO」は、2010年から2012年まで毎年5月に東京都の新木場若洲公園で開催された野外ロック音楽フェスティバルです。このイベントは、国内外の著名なアーティストを集め、多種多様なロックのパフォーマンスを楽しむことができる貴重な機会を提供しました。

概要

このフェスティバルは、プロデューサーの矢野貴志氏とオーガナイザーの鹿野淳氏が中心となって運営されていました。イベントの実行委員会には、SUMMER SONIC|SUMMER_SONICなどの大型音楽イベントを手掛けるクリエイティブマンプロダクション、チケットぴあ、テレビ朝日、TOKYO FM、FAECなどが参加しており、豪華な演出が広く行われました。特に2012年には、tomatoのサイモン・テイラー氏がクリエイティブディレクションを担当し、ビジュアル面でも注目を集めました。

このイベントの名称「ROCKS TOKYO」は、PRIMAL SCREAMの楽曲「Rocks」に由来しており、2012年には実際にPRIMAL SCREAMがダブルヘッドライナーとして出演し、その楽曲を生でパフォーマンスするというハイライトもありました。

開催年

• - 2010年: フェスティバルは5月29日と30日の2日間にわたり開催され、多くのアーティストがステージに立ちました。
• - 2011年: 5月28日と29日の2日間、前回に続いて多彩なラインナップが届けられました。
• - 2012年: 最後の開催となるこの年は、5月26日と27日の2日間で行われました。新たなバンドやアーティストが参加し、多くのファンを魅了しましたが、11月には実行委員会から正式に閉幕が発表されました。

終了の発表

2012年10月、オーガナイザーの鹿野淳氏が自身のTwitterで「ROCKS TOKYO」の開催終了を知らせる投稿を行いました。その後、11月には実行委員会が公式ウェブサイト上で「2012年をもって終了することになりました」という声明を発表し、ロックフェスティバル「ROCKS TOKYO」は、その歴史に幕を閉じることとなりました。多くのファンに愛されたこのイベントは、今なお音楽シーンにとって特別な思い出として語り継がれています。

「ROCKS TOKYO」は、単なる音楽祭に留まらず、憩いと交流の場となり、ロックの魅力を発信する重要なイベントでした。音楽ファンにとって、このフェスティバルでの体験は忘れがたいものであり、今日の日本のロックシーンへの影響も少なくないでしょう。また、参加アーティストにとってもこのステージは重要なショーケースとなり、新たなファン層を獲得する場でもありました。

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