概要
『ROUND & ROUND』は、人気ダンス&ボーカルグループ、
THE RAMPAGE from
EXILE TRIBEが2023年2月22日にリリースした、彼らにとって5枚目となるオリジナル
アルバムです。所属レーベルであるrhythm zoneから発売されました。
この
アルバムは、グループの活動の軌跡を「ラウンド&ラウンド(巡る)」ように網羅しつつ、更なる飛躍を目指す意志を込めたタイトルが冠されており、その名の通り、リリースまでの期間に発表された
シングル曲やカップリング曲、さらにこの
アルバムのために書き下ろされた新曲など、バラエティ豊かな楽曲が多数収録されています。
収録内容
本
アルバムのCDには、既発の
シングル楽曲が数多く収められています。特に、3ヶ月連続リリースされた
シングルから、力強いメッセージが込められた「
THE POWER」(映画『HiGH&LOW THE WORST X』主題歌)、「
ツナゲキズナ」(TBS系『
2022年バレーボール女子世界選手権』公式テーマソング)、そして
MIYAVI氏をフィーチャーした骨太なサウンドの「ROUND UP feat.
MIYAVI」(映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』日本版主題歌)とそのカップリング曲「KIMIOMOU」(
テレビ東京 水ドラ 25『
キス×kiss×キス~メルティングナイト~』主題歌)といった表題曲は、
アルバムの核を成しています。
これらの
シングル関連楽曲に加え、
アルバムのために新たに制作された4曲の新曲が収録され、作品全体にフレッシュな彩りを加えています。また、映画『HiGH&LOW THE WORST X』に関連する挿入歌「Slam That Down」やエンディングテーマ「Fallen Butterfly」といった既発のタイアップ楽曲も網羅されており、この時期の
THE RAMPAGEの活動を包括的に振り返ることができます。
その他の主な収録曲としては、「NO GRAVITY」(アートアクアリウム美術館 GINZA CMソング)、「STRAIGHT UP」、「ROLL UP」、「Love Will Find A Way」(TVアニメ『
六道の悪女たち』エンディングテーマ)、「Change My Life」(テレビドラマ『
ダメな男じゃダメですか?』エンディングテーマ)、「KIMIOMOU」(
テレビ東京 水ドラ 25『
キス×kiss×キス~メルティングナイト~』主題歌)、「ハジマリノウタ」(『東京インテリア』CMソング)などがあり、それぞれの楽曲が持つ多様な世界観が、
アルバムを聴く者に飽きさせない構成となっています。
さらに、豪華盤には特典として、2022年に開催された「
THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 "RAY OF LIGHT"」のライブ音源を収録した2枚組のLIVE CDが同梱されており、臨場感あふれるパフォーマンスを音声で楽しむことができます。
映像・その他特典
本作は、CDに加え、映像コンテンツを収録したDVDおよびBlu-rayが付属する形態もリリースされました。
豪華盤と通常盤では映像特典の内容が一部異なります。
両形態共通で収録されている映像特典には、
アルバムのリード曲である「NO GRAVITY」のミュージックビデオとそのパフォーマンスビデオ、さらにはメイキング映像が含まれています。また、既発
シングル曲である「
THE POWER」、「
ツナゲキズナ」、「ROUND UP feat.
MIYAVI」、「KIMIOMOU」といった代表曲のミュージックビデオも網羅されており、視覚的にも作品の世界観を堪能できます。
特に豪華盤のDVD/Blu-rayには、
アルバム特典映像の目玉として、前述のライブツアー「RAY OF LIGHT」より、歴史ある
大阪城ホールでの公演の模様がフルで収録されています。これは、彼らの迫力あるステージパフォーマンスを追体験できる貴重なコンテンツとなっています。
一方、通常盤のDVD/Blu-rayには、豪華盤収録のMVやパフォーマンス映像に加え、「RMPG PEEPS -episode 3-」と題されたドキュメンタリー映像が収録されており、メンバーの素顔や制作の裏側を垣間見ることができます。
また、
アルバム収録の「NO GRAVITY」には英語バージョンが存在し、こちらは
アルバムリリースに先行して2023年
2月20日に配信限定
シングルとしてリリースされました。その後、同年5月2日発売の19th
シングル『
16BOOSTERZ』のカップリング曲としても収録されています。
これらの多角的なコンテンツにより、『ROUND & ROUND』は、
THE RAMPAGEの音楽性、ライブパフォーマンス、そして彼らのパーソナルな一面までをも深く知ることができる、ボリューム満点の作品となっています。