Radio (徳永英明のアルバム)

德永英明の2ndアルバム『radio』は、1986年8月21日にリリースされました。先行シングル「夏のラジオ」を含む全11曲を収録し、德永英明の音楽性の幅広さを示す作品として、今日でも多くのファンに愛されています。

アルバムは、全体的に爽やかで都会的なサウンドが特徴です。德永英明自身が作曲を手がけた楽曲を中心に、バラエティ豊かな楽曲が収録されています。作詞家には、秋谷銀四郎、竹花いち子、大津あきら、篠原仁志など、豪華な面々が参加しています。

特に、4曲目の「ライディーン」は、鈴木キサブローが作曲を手がけた異色の楽曲で、アルバムに新しい風を吹き込んでいます。また、11曲目の「愛の中から」は、九州朝日放送（KBCラジオ）の朝の番組「モーニングモーニング」のオープニングテーマとして使用され、多くのリスナーに親しまれました。

アルバム収録曲は以下の通りです。

1. 9月のストレンジャー
- 作詞：秋谷銀四郎

2. 夏のラジオ
- 作詞：竹花いち子

3. 僕のハートに君はStay
- 作詞：大津あきら、編曲：椎名和夫

4. ライディーン
- 作詞：大津あきら、作曲：鈴木キサブロー、編曲：椎名和夫

5. 夢に抱かれて
- 作詞：神田エミ、補作詞：秋谷銀四郎、編曲：和泉一弥

6. 抱きしめたい
- 作詞：篠原仁志

7. ペンダント
- 作詞：大津あきら、編曲：和泉一弥

8. 感じるままに
- 作詞：竹花いち子

9. 振られるなんて
- 作詞：竹花いち子

10. 心の中はバラード
- 作詞：篠原仁志

11. 愛の中から
- 作詞：篠原仁志、編曲：和泉一弥

『radio』は、德永英明の初期の代表作として、彼の音楽のルーツを探る上で欠かせない作品と言えるでしょう。彼の音楽に対する真摯な姿勢と、時代を超えて愛されるメロディセンスが凝縮された一枚です。ぜひ、この機会に『radio』を聴いて、德永英明の音楽世界に触れてみてください。

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