Raw Air

Raw Airについて

Raw Airは、2017年からFISスキージャンプ・ワールドカップの一部として、ノルウェーで開催されているスキージャンプとスキーフライングのトーナメントです。アルネ・オーブローテンによって創設され、2019年からは女子部門も加わりました。

競技形式

男子

男子はオスロ、リレハンメル、トロンハイム、ヴィケルスンの4つのスキージャンプ競技場で開催されます。10日間休みなく、最大で個人戦4戦12回（各予選1回、本選2回）、団体戦2戦4回の計16回飛びます。トーナメントの総合成績は予選の成績も含まれます。

順位は以下のすべてを含んで決定されます（最大16回）。

すべての予選 (4×1=4、プロローグ)
個人戦の4戦計8回の跳躍 (4×2=8)
団体戦の2戦における個人成績 (2×2=4)

女子

女子はオスロ、リレハンメル、トロンハイムの3つのジャンプ台で、最大で個人戦3戦9回（各予選1回、本選2回）の成績で競います。

2022年現在、女子は男子と違い団体戦は行いません。2021-22シーズンまでフライングヒルのヴィケルスンでは試合がありませんでしたが、2022-23シーズンはワールドカップではないものの3月19日にFIS主催試合として日程が組まれました。2024年はワールドカップでの開催となりました。2024年のヴィケルスンはワールドカップ上位15人とトロンハイム終了時点のRaw Air総合15位の中で最大5選手に絞られます。

順位は以下のすべてを含んで決定されます（最大9回）。

すべての予選 (3×1=3、プロローグ)
個人戦の3戦計6回の跳躍 (3×2=6)

賞金

賞金総額は男子が100,000ユーロで、優勝者に60,000ユーロ、2位が30,000ユーロ、3位が10,000ユーロです。女子は賞金総額が55,000ユーロで、優勝者に35,000ユーロ、2位が15,000ユーロ、3位が5,000ユーロです。

過去の開催状況

2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため、トロンハイムの本選以降が中止となり、トロンハイムの予選までの成績（男子9回、女子7回）が採用されました。2021年も終息しなかったため全日程がキャンセルされました。2022年はトロンハイムとヴィケルスンでの開催はなく、男女とも2会場での開催となりました。2023年から女子もヴィケルスンで開催されました（2023年はFISカップ、2024年はワールドカップ）。

開催地

オスロ
リレハンメル
トロンハイム
ヴィケルスン

外部リンク

公式ウェブサイト

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