Real world

EXILEのシングル「real world」について

「real world」（リアル ワールド）は、人気ダンス＆ボーカルグループEXILEの第15弾シングルとして、2004年6月30日にrhythm zoneからリリースされました。この曲は、前作「Carry On/運命のヒト|Carry On_運命のヒト」から約1カ月後の発表となり、多くのファンの期待を集めました。

楽曲の概要

このシングルのタイトル曲「real world」は、Kenn Katoが作詞を担当し、山口寛雄が作曲したナンバーです。また、原田憲が編曲を手掛け、緊張感を煽るサウンドが特徴の一曲に仕上がっています。さらに、この曲は日本テレビ系プロ野球中継『1球の緊張感 LIVE 2004』のイメージソングとしても使用され、スポーツと音楽の両方で注目されました。

カップリング曲として収録されているのは、メンバーのSHUNこと清木場俊介のソロ曲「ありがとう」です。この楽曲は清木場自身が作詞・作曲を行っており、彼の1stアルバム『清木場俊介』にもアルバムバージョンが収録されています。メンバーがそれぞれの個性を生かしつつ、協力して制作されたこのシングルは、EXILEの音楽的な幅広さを示しています。

シングルとしての成功

「real world」は、オリコン週間シングルランキングにおいてEXILEが初めて首位を獲得したという記録を持っています。デビュー以来、アルバムに関しては数度の首位を獲得していたものの、シングルではこの作品が初めての偉業となりました。これにより、EXILEの人気はさらに加速し、国民的な存在感を持つグループとしての地位を確立することができました。

メンバーのエピソード

また、グループのメンバーであるATSUSHIはプロ野球選手の松坂大輔との交流が知られています。2008年には、松坂が出演するミュージックビデオが収録されたベストアルバム『EXILE CATCHY BEST』がリリースされました。さらに、2021年10月19日に行われた松坂の引退試合では、彼の登場曲として「real world」が使用され、音楽とスポーツが交差する一瞬を生み出しました。

収録曲

「real world」シングルには以下の楽曲が収録されています。

1. real world [4:37]
作詞：Kenn Kato、作曲：山口寛雄、編曲：原田憲

2. ありがとう - 清木場俊介
作詞・作曲：清木場俊介、編曲：岩戸崇

3. real world 〜REPRESENT JAPAN DUB〜 [5:13]
* 編曲：YUKIYOSHI

4. real world（Instrumental）

5. ありがとう（Instrumental）

このシングルは、その音楽的なクオリティだけでなく、EXILEの歴史においても特別な位置づけを持つ作品なんです。

もう一度検索