玉置成実のシングル「Realize」と「Realize Reproduction」
玉置成実が
2003年7月24日にリリースした「Realize」は、彼女の2枚目の
シングルであり、SONY MUSIC RECORDSから発表されました。この曲は人気アニメ『
機動戦士ガンダムSEED』のオープニングテーマに起用され、作品と共に多くのファンに愛されることとなりました。
ミュージックビデオと振付の特徴
「Realize」のミュージックビデオは、山梨県の笛吹川フルーツ公園にあるわんぱくドーム前で撮影されました。このビデオは視覚的に強い印象を与えるもので、当時中学2年生だった玉置が主人公として登場します。振付は、元MEGA-MIXのメンバーであり、著名なアーティストの振付を手がけていたIZUMIが担当しました。
特に玉置の服装については、制作チーム内で「衣装がセクシーすぎる」という議論が巻き起こったことも話題となりました。そのため、ボディラインをはっきりと強調したいくつかのシーンがカットされ、最終的に印象的なビジュアルが完成しました。さらに、YouTube上ではこのミュージックビデオのメイキング映像も楽しむことができます。
収録曲
「Realize」の収録曲は以下の通りです。
製品内容: TBS・MBS系『
機動戦士ガンダムSEED』7月-9月期オープニングテーマ
- - Hot summer day(作詞: mavie、作曲・編曲: Fredrik Hult, Ola Larsson, Aleena)
- - 明日の君(作詞: 西尾佐栄子、作曲: Tsukasa、編曲: 齋藤真也)
- - Realize - Instrumental -
リプロダクション版「Realize Reproduction 〜GUNDAM SEED EDITION〜」
その後、同年
9月26日には「Realize Reproduction 〜GUNDAM SEED EDITION〜」がリリースされました。この作品は、元の「Realize」
シングルのボーカル・テイクをそのまま活用し、新たにリアレンジされた2曲や『
機動戦士ガンダムSEED』のオープニングバージョン、さらに新曲「Long Way Behind」を含む特別版となっています。
このリプロダクション版には“Reproduction再び…”という
キャッチコピーが付けられ、完全初回限定パッケージと通常盤の2形態で販売されました。特に初回限定版には、暗闇で光る特製フラッシュジャケットなどの特典が含まれており、ファンにも喜ばれました。
特典の内容には、ガンダムの線画が暗闇で光るジャケットや、
玉置成実とガンダムSEEDのコラボオリジナルカレンダー(2004年1〜6月)も含まれています。
リプロダクション版の収録曲
この版に収録された楽曲は以下の通りです。
- - Realize - KZ Strictly Uptempo Mix- (4:52)
作詞:
BOUNCEBACK /
作曲:y@suo ohtani / リプロダクション:前田和彦
- - Realize - fly in to the Universe Mix- (4:53)
作詞:
BOUNCEBACK /
作曲:y@suo ohtani / リプロダクション:PNTGN
作詞:渡辺なつみ /
作曲:
原一博 / 編曲:
HΛL
- - Realize - GUNDAM SEED OPENING Ver.- (1:42)
作詞:
BOUNCEBACK /
作曲:y@suo ohtani / リプロダクション:y@suo ohtani、Hiroaki Arai
カバー情報
この曲はMerm4idによってもカバーされ、2021年5月15日にゲーム『
D4DJ Groovy Mix』に追加収録されました。この曲のファンが多い中で、2022年7月20日には『
D4DJ Groovy Mix カバートラックス vol.5』としてCD版の初収録も行われました。
これらの情報を通じて、
玉置成実の楽曲「Realize」とそのリプロダクション版が持つ影響力や魅力を理解することができます。