Road of Resistance

Road of Resistance

「Road of Resistance」は、人気音楽グループBABYMETALの配信シングルとして2015年2月1日にリリースされました。この楽曲は、彼女たちの欧米ツアー中に披露され、特にファンの間で注目を集めました。初めてのパフォーマンスは、2014年11月8日にロンドンのO2アカデミー・ブリクストンで行われ、そこから瞬く間にその名は広まりました。

概要とリリース

「Road of Resistance」は、BABYMETALのライブアルバム『LIVE AT BUDOKAN 〜RED NIGHT〜』の初回限定盤に特典として収録され、翌年に配信シングルとして正式にリリースされました。また、スタジオアルバム『BABYMETAL』のEU盤・US盤にもボーナストラックとして追加され、グローバルな影響を持つ楽曲となりました。

録音と制作

この楽曲には、ドラゴンフォースのギタリスト、サム・トットマンとハーマン・リの二人が参加し、名誉ある音楽家の力が注がれています。また、ミックスとマスタリングはディサルモニア・ムンディのエットレ・リゴッティによって行われました。「Road of Resistance」は、BABYMETALにとって特に速いメロディックスピードメタルを特徴としており、過去の活動と未来に向けた意気込みを歌ったアンセム的な作品とされています。サム・トットマンは、この曲のギター・パートの難易度を意図的に高めたと語っていますが、ライブパフォーマンスに向けての練習が必要だったと振り返っています。

批評の評価

アメリカの音楽マガジン「Loudwire」では、「20 Best Metal Songs of 2015」のリストに14位としてランクインしました。彼らはこの曲を「リズミカルなテンポと力強いバッキングボーカルによって編纂された高オクタンのパワーメタル」と評し、BABYMETALの特徴的なボーカルが曲のスピードに乗って舞い上がる様子を称賛しました。さらに、この曲は人々に結束と心の赴くままに従うことを呼びかけていると評価されました。

ノミネートと受賞

先述の「Loudwire」が主催する音楽賞「5th Annual Loudwire Music Awards」では、「Best Metal Song of 2015」にノミネートされ、ファンの投票によって受賞も果たしました。このことは、楽曲の人気とBABYMETALの存在感を示す明確な証拠です。

ミュージック・ビデオ

「Road of Resistance」のミュージック・ビデオも高い評価を得ており、2015年1月5日にはロンドン公演の映像を拡げたトレーラーが公開され、続いて5月7日に日本のライブの様子を収めたミュージックビデオが公開されました。どちらも映像監督INNI VISIONによる作品です。

ライブパフォーマンス

この楽曲のライブパフォーマンスでは、メンバーが曲の前奏に合わせてフラッグを掲げながら登場し、一体感を演出します。観客と共に「Wow wow」とコール＆レスポンスを行うなど、盛り上がる瞬間が多く、観客は彼女たちとの一体感を心から楽しむことができます。

このように、「Road of Resistance」は、BABYMETALの音楽とパフォーマンスの魅力を存分に引き出した作品となっています。

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