RubyKaigi

RubyKaigi（ルビーかいぎ）は、オブジェクト指向プログラミング言語Rubyに焦点を当てた、日本最大級の年次イベントです。Rubyコミュニティによって運営され、Rubyに関する最新の技術情報や事例共有、開発者間の交流を目的としています。

イベントの歴史

RubyKaigiは、2006年に「日本Rubyカンファレンス」という名称で始まりました。しかし、アメリカのRuby Centralというイベントとの混同を避けるため、翌2007年には「日本Ruby会議」へと名称変更されました。海外では「RubyKaigi」という名前で知られていたこともあり、より国際的な認知度を高めるための変更でした。

その後、2010年のRuby会議を最後に一度休止されましたが、2013年に「RubyKaigi」という名称で再開されました。この再開時には、イベントの第一公用語が英語に変更され、国際色豊かなイベントとして生まれ変わりました。

イベントの特徴

RubyKaigiでは、会期中、複数の会議室やホールで様々なセッションが並行して行われます。これらのセッションでは、Rubyに関する技術的なトピックだけでなく、Rubyを使ったプロジェクトや事例紹介、コミュニティ活動など、幅広いテーマが扱われます。参加者は、自身の興味や関心に合わせて自由にセッションを選択し、知識やスキルを深めることができます。

2006年当初は一つの会場で一つのセッションのみが行われていましたが、2008年からは複数のセッションが同時に開催される形式になりました。これにより、参加者はより多くの情報に触れ、効率的に学習を進めることができるようになりました。

参加者数は年々増加しており、2013年には約580名が参加しました。そのうちの1～2割は海外からの参加者で、RubyKaigiが国際的なイベントとして成長していることを示しています。

関連情報

RubyKaigiは、Ruby Centralのような他のRuby関連イベントとの連携も行っています。これにより、参加者はより幅広い情報を得ることができ、国際的なRubyコミュニティとのつながりを深めることができます。

公式サイトや公式ブログでは、イベントに関する最新情報や過去のイベントの様子が公開されています。興味のある方は、これらの情報源を参考に、RubyKaigiへの参加を検討してみてください。

RubyKaigiは、Ruby開発者にとって、最新の技術を学び、コミュニティとのつながりを深めるための重要なイベントです。Rubyに興味のある方はぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

公式サイト

RubyKaigi公式サイト （英語）
RubyKaigi日記 - 公式アナウンスブログ （日本語）

関連イベント

* Ruby Central

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