S.S.D.S.〜愛の究極診断(エクストリーム・テラー)

S.S.D.S.～愛の究極診断(エクストリーム・テラー)について

「S.S.D.S.～愛の究極診断(エクストリーム・テラー)」は、2012年5月16日から2015年7月28日まで、人気のニコニコ生放送で配信されていた声優によるインターネットラジオ番組です。この番組は「WEB S.S.D.S. 愛の解体新書」の続きとしてスタートし、医療や人間関係、恋愛について楽しみながら学べる内容となっていました。

番組のコンセプト

番組のタイトルにある「S.S.D.S.」は「スーパー・スタイリッシュ・ドクターズ・ストーリー」の略です。毎回さまざまなゲスト声優が現れ、パーソナリティの速水奨（Dr.HAYAMI）と共に、お悩み相談やさまざまなコーナーを展開しました。第8回からは森田成一が新たに参加し、2名体制で進行することになりました。

番組は医療をテーマにしつつ、ゲストトークやユーザーからのお便りを交えながら盛り上がる内容です。コーナーによっては、視聴者からの参加も大いに歓迎されていました。

コーナー紹介

番組は多くのコーナーから構成されています。まず、「S.S.D.S.基礎講座」は、この番組を初めて聞くリスナーのための 入門コーナーです。また、「愛の特別外来」では、ユーザーからのお悩みに答える特別企画が展開されます。これはパーソナリティが参加者の問題を解決するためのコーナーで、リスナーとのインタラクションが特徴です。

「いわゆる普通のお便り」では、リスナーの感想やエピソードを紹介する時間が設けられ、親しみやすい雰囲気で進行しました。また、「ニコニコ生電話」では、リスナーとの電話を通じて、パーソナリティやゲストの生の声を届ける特別な企画もありました。

さらに、特に興味深いのは、「Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院 附属看護学校」の正式ナースおよびナース候補生への特別コーナーです。このコーナーでは、ダミーヘッドマイクを使用したリクエストに応じたセリフやミニドラマが披露され、ファンには嬉しいスリリングな体験が提供されました。毎月のテーマに沿ったメールが採用されることで、参加者にポイントが贈られ、ポイントを集めることで正式なナースとして昇格するというシステムもありました。

ゲストとパーソナリティの紹介

この番組には多くの経験豊富な声優がゲストとして参加しました。初回には高橋直純が登場し、以降も様々な声優が毎回の放送で魅力的なトークや、時にはドラマつきのコーナーを展開しました。パーソナリティの速水奨は、医師役としてのカリスマ性を発揮しつつ、ユーザーとの距離を縮めることに成功していました。森田成一の参加は202回から展開され、2人の息の合ったトークが特徴的でした。

さらに、2013年からは増田俊樹がメインアシスタントとして加わり、番組に新たな活気を加えていきました。また、番組内では新人研修医が交代でアシスタントを務める企画もあり、幅広い声優が登場し、リスナーに楽しまれていました。

まとめ

「S.S.D.S.～愛の究極診断(エクストリーム・テラー)」は、インターネットラジオとして多くのファンに愛され、声優というクリエイティブなパフォーマンスを通じて、リスナーとのインタラクションを大切にした番組でした。医療というテーマを持ちつつも、温かさや楽しさがあふれる内容で、放送終了後もファンによって語り継がれています。再放送や特典企画の実施など、今なおその魅力は色あせていません。

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