SAYスーパータイム

SAYスーパータイムについて

『SAYスーパータイム』は、さくらんぼテレビの開局前に放送されていた山形県向けの夕方ローカルワイドニュース番組です。この番組は、全国ネット版の『FNNスーパータイム』を基盤にしており、地域情報をメインにした内容で視聴者に親しまれていました。原則的には「スーパータイム」という名称でしたが、便宜上「SAY」を冠していました。

番組の放送と終了

この番組は1997年3月15日から始まり、3月30日の放送をもってその幕を閉じました。放送期間はわずか半月と短命でしたが、それでも彼にとって非常に重要な役割を果たしていました。実際、全国版『FNNスーパータイム』が閉幕し、山形県で4年ぶりに再開された形です。翌日には新たに『FNNニュース555 ザ・ヒューマン』が放送されることが決まっており、これに伴い「SAYニュース555 ザ・ヒューマン」として正式に開局を迎えました。番組の司会を担当していた3人は、そのまま新番組にも引き続き出演することになりました。

放送の詳細

『SAYスーパータイム』の放送時間は、月曜日から金曜日までは18:00から19:00、土曜日は18:00から18:30、日曜日は17:30から18:00に設定されていました。しかし、ローカルパートの放送はわずか1週間のみという短いものであったため、特に貴重な情報源として位置づけられました。また、この期間中にアナウンサーが画面に登場し、視覚的なインパクトを持つようにも工夫がなされていました。

キャスター

平日のキャスターは、対馬孝之（現・青森朝日放送営業部長）と丹舞子（退職）が担当しました。週末は遠藤敦子がキャスターを務めており、各キャスターは視聴者に親しみやすい形でニュースを伝えました。

タイトルと映像

番組のタイトルは1997年3月に発表され、テーマ曲はたかしまあきひこが作曲した4代目のものでした。オープニング映像では、社屋の下から上へとパーンする映像と共に、山形市街地の風景が映し出されました。このタイトルCGは、当時のフジテレビのものと似ていましたが、「FNN」の文字が外されている点が特長的でした。また、スポーツコーナーの後にローカルパートへと移る際には、「SAY NEWS CENTER」のロゴが表示され、3代目テーマが流れるという演出もありました。

エンディングでは、同じくたかしまあきひこの作曲による3代目テーマが流れ、番組は締めくくられました。画面には「情報をお待ちしています」というメッセージとともに、視聴者からの問い合わせ用の電話番号やFAX番号が表示され、最後には「スーパータイム 終」といったテロップが流れます。

終わりに

『SAYスーパータイム』は、短いですが地域に特化したニュース番組として、山形県民にとって欠かせない存在でした。今では過去の話となりますが、当時の新たな試みと地域に根ざした放送が印象に残ります。最近では、地域に密着したニュース番組の重要性が再認識される中で、このような歩みがどのように影響を及ぼしたのかを振り返ることができます。

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