ELISAの9枚目の
シングルとして2011年
11月9日にリリースされた「SCARLET WINGS」は、彼女にとって新たな挑戦となった作品です。この
シングルは、
Xbox 360専用ゲームソフト「迷宮クロスブラッドリローデッド」の主題歌として書き下ろされ、ELISAが初めてゲーム主題歌を担当するという点で、彼女のキャリアにおいて重要な一歩を記しました。
表題曲である「SCARLET WING」は、作詞を
六ツ見純代、作曲を柳英一郎が手掛けています。楽曲は、ゲームの世界観と見事に調和し、ELISAの透明感あふれる歌声が、その魅力を最大限に引き出しています。また、カップリング曲の「Secret Labyrinth」も、作詞を西田恵美、作曲を柳英一郎が担当し、表題曲とは異なる一面をELISAの歌声を通して表現しています。
「SCARLET WINGS」は、パソコンでの視聴を可能にするエンハンスドCD仕様でリリースされ、「迷宮クロスブラッドリローデッド」のオープニング映像が収録されています。これにより、音楽だけでなく、ゲームの世界観をより深く体験できるという、ファンにとっては嬉しい特典が用意されました。
さらに、この
シングルは、ELISAがデビュー時から在籍していたジェネオンユニバーサル・エンターテイメントからリリースされた最後の作品となりました。長年共に歩んできたレーベルとの別れを飾る作品として、彼女の思い入れも格別だったことでしょう。
シングルには、以下の楽曲が収録されています。
1. SCARLET WING
2. Secret Labyrinth
3. SCARLET WING (Short Size)
4. SCARLET WING (Instrumental)
5. Secret Labyrinth (Instrumental)
6. SCARLET WING (Lounge ver.)
これらの楽曲を通して、ELISAの多彩な音楽性を堪能することができます。特に、「SCARLET WING (Lounge ver.)」は、原曲とは異なるアレンジが施されており、新たな魅力を発見できるでしょう。
「SCARLET WINGS」は、ELISAのキャリアにおけるターニングポイントとなった作品であり、彼女の音楽性の幅広さを示すとともに、ファンにとっても思い出深い一曲となっています。