SE7EN

SE7EN (セブン) - 韓国を代表するR&Bシンガー

SE7EN（セブン、本名：チェ・ドンウク、1984年11月9日生まれ）は、韓国のR&B歌手として、その名を広く知られています。本国だけでなく、日本、タイ、台湾などアジア各国で絶大な人気を誇り、国際的なアーティストとして活躍しています。

生い立ちとデビュー

SE7ENは、中学3年生の時にYGエンターテインメントのオーディションを受け、厳しいトレーニング期間を経て、2003年に1stアルバム『JUST LISTEN』で韓国デビューを果たしました。ヤン・ヒョンソク社長が偶然目にした7つのカクテキが、彼の芸名の由来であるというエピソードもよく知られています。デビュー曲「와줘 (来てくれ)」は、瞬く間に音楽チャートを席巻し、SE7ENは一躍スターダムにのし上がりました。

韓国での成功

2004年には、2ndアルバム『MUST LISTEN』を自身の名前にちなんで7月7日にリリース。リード曲「열정 (熱情)」と後続曲「문신 (刺青)」が相次いで1位を獲得し、その人気を不動のものとしました。また、インターネット限定で配信されたデジタルシングル「CRAZY」は、異例のダウンロード数を記録し、話題となりました。

日本での活動

SE7ENは、2005年に日本デビューシングル「光」をリリースし、日本での活動を本格的にスタートさせました。D・A・Iがプロデュースを手掛けたこの曲は、オリコンチャートで上位にランクインし、その後の日本での成功の足掛かりとなりました。その後も、「STYLE」、「スタートライン/Forever」などのヒット曲を連発し、横浜アリーナでのコンサートを成功させるなど、日本でも確固たる地位を築きました。2022年にはソニー・ミュージックエンタテインメントに移籍し、ミニアルバム「RIDE」を発売するなど、精力的な活動を続けています。

アメリカでの挑戦

2009年には、アメリカでシングル「Girls feat. Lil Kim」をリリースし、アメリカ市場にも進出しました。英歌詞の曲を披露するなど新たな一面を見せましたが、残念ながら大きな成功には至りませんでした。

俳優としての活動

SE7ENは、2007年にドラマ「宮S -Secret Prince-」で主演を務め、俳優としてもデビューしました。近年では、舞台「SHOW×MUSICAL『ドリームハイ』」で主演を務めるなど、音楽活動にとどまらず、幅広い分野で活躍しています。

苦難と再起

2013年には、兵役中に芸能兵士としての不祥事が報じられ、活動を自粛せざるを得ない時期もありました。しかし、2014年に除隊後、自身の事務所「ELEVEN NINE」を設立し、音楽活動を再開。困難を乗り越え、再び音楽シーンでの存在感を示しています。

現在の活動

SE7ENは、現在も精力的に音楽活動を続けており、韓国、日本をはじめとするアジア各国でコンサートやイベントを開催しています。また、ファッションやライフスタイルなど、多岐にわたる分野でその才能を発揮し、常に新しい挑戦を続けています。彼の音楽とパフォーマンスは、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

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