SEKAI NO OWARI “The House”

SEKAI NO OWARI "The House" について

SEKAI NO OWARIのラジオ番組『The House』は、2020年4月からTOKYO FMをキー局にJFN38局で全国放送されている新しいタイプの番組です。この番組は、2020年3月に放送されていた「SCHOOL OF LOCK!」内の「セカオワLOCKS!」が休講となった後にスタートしたもので、実質的にその後継番組となっています。パーソナリティはバンドのメンバーである4人が担当し、リビングのようなリラックスした雰囲気の中で自由に会話を展開することをテーマにしています。

番組のスタイルと収録方法

新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の番組収録スタイルは変化しました。第1回と第2回はFukaseの住んでいるセカオワハウスのリビングで収録され、机の上に置かれたカードに書かれたテーマに基づいて話を進めていました。しかし、感染拡大の影響を受けて、第3回からはメンバーがそれぞれ自宅で録音した音声を繋ぐリレー形式に変更されました。

さらに、第6回以降はメンバー全員がテレビ電話を通して会話をするスタイルに戻り、よりインタラクティブな内容となりました。第12回からはセカオワハウス内の地下スタジオで直接収録が行われるようになり、より臨場感のある放送が実現しました。

番組の進化とスポンサーシップ

放送が進むにつれて、様々な収録形式が取り入れられ、特別な回も企画されています。例えば、第14回と第15回では、メンバー2人ずつがセッション形式で収録を行う試みがあり、リスナーに新鮮な体験を提供しました。2021年4月からは放送時間が土曜の22:30から22:55に移動し、より多くのリスナーに届くような時間帯での放送が開始されました。

また、第165回の放送では新曲「ターコイズ」が「NEW 氷結®」のCMソングになったことを祝して、初の公開収録が行われ、こちらも大きな反響を呼びました。これを機に、キリンビールの「氷結」がスポンサーとなり、番組タイトルも一時『キリン氷結 presents SEKAI NO OWARI 'The House'』に変更されました。しかし、その後再び元のタイトルに戻り、現在はスポンサーが外れた状態で放送が続いています。

番組の魅力

この番組の魅力は、メンバーの自然体でのダイアログにあります。彼らの普段の会話を聴くことで、リスナーもまるでその場にいるかのような感覚を味わえる点が人気の理由です。SEKAI NO OWARIのファンはもちろん、彼らの音楽に興味がある人々にとっても楽しめる内容となっており、毎回期待を裏切らない楽しさを提供しています。

『The House』は、音楽とトークの融合した素晴らしい番組であり、多くのリスナーに愛され続けています。これからの放送も非常に楽しみです。

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