SHOT GUN

SHOT GUN（ショットガン）

SHOT GUNは、日本のロックバンドであり、1978年にデビューした。バンドは元サンハウスのドラマー、浦田賢一が中心となり結成された。彼のビジョンのもと、バンドは「ロックンロールはスポーツ」という特徴的なキャッチフレーズを掲げ、活動を展開していった。

経歴

彼らのデビューシングルは「蒼ざめた夜」で、CBSソニーからリリースされた。彼らの音楽は、当時のロックシーンに新風を吹き込み、多くのファンに支持されることとなる。特に、1stアルバム『SUPER SHOT』は、瀬尾一三によるブラス＆ストリングスアレンジが施され、豪華なサウンドでリスナーを魅了した。また、このアルバムには、THE MODSの森山達也の楽曲提供もあり、バンドの多様性を示している。

1979年にリリースされた2ndシングル「愛は心のフルコース」は、TBS系列のテレビドラマ『熱愛一家・LOVE』の主題歌としても有名で、バンドの知名度を一層高めることに寄与した。この曲は、今でも多くの人々に愛され続けている。

1981年、SHOT GUNは「泉谷しげる with SHOT GUN」という名義で、今村昌平監督の映画『ええじゃないか』のタイトル曲「ええじゃないか/IBO!今夜は徹夜だぜ」を発表し、映画と音楽のコラボレーションにも積極的に取り組んだ。その後、メジャーレーベルからは4枚のアルバムを連続してリリースしたが、その後解散することとなる。解散時のアルバムタイトルは、バンド名「SHOT」の綴り順に則っており、彼らの活動を象徴している。

解散後、浦田賢一はメンバーであった白井哲哉と白井俊哉と共に「浦田賢一 & SHIRAI.Bro's」を結成し、2003年にはアルバム「一KAKERU一」を発表している。このように、解散した後も彼らは音楽活動を続けており、ロックの魅力を広めている。

メンバー

SHOT GUNは、各メンバーがリードボーカルを担当し、曲によってボーカルが変わるスタイルを採っていた。主なメンバーは次のとおり：

• - 浦田賢一（ドラムス）
• - 白井哲哉（ベース）
• - 白井俊哉（ギター）
• - 永隈晋（ギター）

ディスコグラフィ

シングル

• - 蒼ざめた夜
• - 愛は心のフルコース

アルバム

• - オリジナル・アルバム
• - オムニバス・アルバム：『TBS水曜劇場の時間ですよ』（2003年）に「愛は心のフルコース」を収録。

2021年7月現在、CDで聴ける音源としてはこの曲のみが残されている。

主なテレビ出演

SHOT GUNは、1979年6月18日にフジテレビの番組「夜のヒットスタジオ」に初出場し、多くの視聴者にその名を知らしめた。

脚注

本バンドは日本のロックシーンにおいて欠かせない存在であり、彼らの楽曲は今も多くのファンに愛され続けている。彼らの音楽は、その時々の風潮を反映しつつも、独自のスタイルを維持し続けている。SHOT GUNは、音楽ファンにとって忘れられないバンドであり、その業績は今後も色褪せることがないだろう。

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