SISTER (back numberの曲)

SISTER：back numberの12枚目のシングル

2010年代後半のJ-POPシーンを代表するバンド、back number。彼らの12枚目のシングル「SISTER」は、11枚目のシングル「ヒロイン」から約4ヶ月後のリリースという、比較的短いスパンでの発表となりました。

本シングルは、初回盤と通常盤の2形態で発売されました。初回盤には、「SISTER」のミュージックビデオとそのメイキング映像、さらにジャケット写真およびアーティスト写真の撮影メイキングを収録したDVDが付属。ファンにとって貴重な映像特典が満載となっています。

収録楽曲

全楽曲の作詞・作曲はback numberの清水依与吏が担当。編曲は基本的にback number自身の手によるものですが、表題曲「SISTER」は蔦谷好位置氏との共作となっており、ストリングスアレンジも同氏によるものです。蔦谷好位置氏は、数々のアーティストのプロデュースを手掛ける名プロデューサーとして知られ、「SISTER」においてもその手腕が存分に見られます。

収録楽曲は以下の通りです。

1. SISTER (編曲：back number & 蔦谷好位置、ストリングスアレンジ：蔦谷好位置)
2. 泡と羊
3. 君はいらないだろうな
4. SISTER (instrumental)
5. 泡と羊 (instrumental)
6. 君はいらないだろうな (instrumental)

1曲目と2曲目は、後に発表された5thアルバム『シャンデリア』にも収録されています。

「SISTER」は、大塚製薬「ポカリスエットイオンウォーター」のCMソングとして起用され、多くのリスナーに親しまれました。曲名の由来は、バンドFANATIC◇CRISISに敬意を表したもので、音楽シーンにおける繋がりを感じさせるエピソードです。「泡と羊」はサンスター「トニックシャンプーキャンペーン」のキャンペーンソングとして使用され、福田雄一監督によるショートムービーも制作、YouTubeで公開されるなど、多様なメディア展開が図られました。「君はいらないだろうな」は、清水依与吏のギター弾き語りによる楽曲で、彼の繊細な感性が光る作品です。

初回盤特典DVD

初回盤に付属するDVDには、以下の内容が収録されています。

「SISTER」ミュージックビデオ
「SISTER」ミュージックビデオメイキング
ジャケット写真撮影メイキング
アーティスト写真撮影メイキング

これらのメイキング映像は、楽曲制作の裏側や、ミュージックビデオ撮影の舞台裏を垣間見ることができる貴重な資料となっています。

まとめ

「SISTER」は、CMタイアップやショートムービー制作など、多角的な展開によって大きな話題を呼んだback numberの代表曲の一つです。楽曲のクオリティはもちろん、映像特典を含めた充実した内容のシングルとして、多くのファンを魅了しました。バラエティに富んだ3曲が収録され、back numberの音楽的多様性を感じさせる作品と言えるでしょう。 さらに、プロデューサー蔦谷好位置氏とのコラボレーションや、ショートムービー制作など、様々な試みを通して、音楽シーンへの影響力も示しています。このシングルは、back numberの音楽史において重要な位置を占める作品と言えるでしょう。

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