SPRAY! ＃日本を塗り替えろ

SPRAY! #日本を塗り替えろ

『SPRAY! #日本を塗り替えろ』は、2020年6月27日から2021年3月30日までAbemaTVで放送されたバラエティ番組です。この番組は、サイバー・コミュニケーションズとAbemaTVの共同プロジェクトとして制作され、『シンデレラガールズトーク #うだカフェ』に続く第2弾にあたります。週に1回、土曜日の夜に視聴者に届けられ、若者たちが自身の力で社会を塗り替えることをテーマにしています。

番組のコンセプト

番組のタイトルに込められた「スプレイ」は、スプレー（Spray）を用いて日本を新しい色で塗り替えること、さらにSNSにおけるプレイヤーを指す「S-play」、目標を真剣に考え叶える「S-Pray」という3つの意味を掛け合わせたものであり、視聴者に強いメッセージを送りました。番組の方向性は、若者たちが企業や社会の問題に対して独自の視点で解決案を提示し、その内容を広めるというものでした。

2020年の12月8日からは、15歳のシンガー・久保あおいによる「さよならって君は言ったけど」がテーマソングとして使用され、多くの視聴者に親しまれました。

主なコーナー

『SPRAY!』にはさまざまなコーナーがあり、視聴者や出演者が一緒に楽しむことができる内容となっています。

NOマネーの虎

このコーナーでは、ビジネスに関する悩み相談が行われ、SPRAY girlsや出演者たちがアイデアを出し合います。ここでは金銭的な出資は行わず、知恵やアイデアの交換がメインとなっています。

バズミッション

企業の広報支援を行うこのコーナーでは、実際に企業からの依頼に応じて、SNSを活用したプロモーション戦略を考案していきます。第一弾として、大正製薬から依頼された「SNSでラグビーをバズらせろ」という企画が話題となりました。

令和のラジオ体操を作ろう

若い世代向けの新しいエクササイズを作り出すコーナーで、ラジオ体操に代わる体操を提案するものとなっています。ヒャダインが音楽を担当し、振付師のえりなっちが構成に関与することで、若者たちが楽しめる内容となります。なお、権利の関係上、実際の「ラジオ体操」の名称は使用できず、入選した体操名として「令和スマホ体操」が選ばれました。

出演者

番組の進行を務めたのは、MCのカズレーザーと若槻千夏。アシスタントにはレインボーが参加し、ダイナミックなトークを繰り広げました。SPRAY girlsとして、井口綾子や加藤ナナら多数の若手タレントが出演し、スタジオ内外でのリモート出演も交えつつ活躍しました。特に肩書きとして「ガールズチーフ」に任命された渡辺美優紀の存在が注目されました。

制作・スタッフ

この番組は、構成にはしもとこうじや八代丈寛、中川久嘉等が関わり、編集デザインには本間恵美が手がけました。音や美術、CG制作など、技術スタッフも充実しており、アイキャッチな映像と音響が視聴者を存分に楽しませました。制作著作はABEMAで、完成度の高いエンターテインメントとして評判を呼びました。

こうした内容を通じて『SPRAY! #日本を塗り替えろ』は、視聴者に新しい視点を提供し、参加型のバラエティ番組の楽しみ方を示しました。

もう一度検索