SSDナポリ・フェンミニーレ

SSDナポリ・フェンミニーレ：南イタリアの女子サッカークラブ

SSDナポリ・フェンミニーレ（S.S.D. Napoli Femminile）は、イタリア・ナポリを本拠地とする女子サッカークラブです。その歴史は、数々のクラブの合併や名称変更を経て、現在に至ります。

クラブの歩み

2003年、ASカルチョズマニーア・ナポリとして誕生したこのクラブは、2005年にSSCヴィーナス・ナポリと合併。その後も、2008年にASDカルピーザ・ヤママイ・ナポリ、2010年にはASDナポリ・カルチョ・フェンミニーレと、クラブ名を変更しながら発展を続けました。

2011-12シーズンには、コッパ・イタリアでセリエAの強豪クラブを次々と破り、準優勝という快挙を達成。また、セリエA2・ジローネDでも優勝し、翌2012-13シーズンには、念願のセリエA初参戦を果たしました。

しかし、セリエAでの挑戦は2年で終わり、セリエBへ降格。その後、ASDナポリCFMコッラーナへの改称を経て、2017年にはASDナポリ・ドリーム・チームと合併し、新たにASDナポリ・フェンミニーレとして再出発しました。このシーズンは苦戦しセリエCへ降格を余儀なくされましたが、翌年にはSSDナポリ・フェンミニーレへと再び改称し、2020-21シーズンには、7シーズンぶりにセリエAの舞台へと返り咲きました。

タイトル

SSDナポリ・フェンミニーレは、これまでに以下のタイトルを獲得しています。

セリエA2：1回 (2011-12 ジローネD)
セリエB：3回 (2019-20, 2022-23 (2部), 2007-08 (3部, ジローネE))
セリエC：1回 (2018-19 ジローネD)

これらのタイトルは、クラブの歴史と実力を物語っています。

所属選手

クラブには、様々な国の選手が在籍しており、国際色豊かなチームとなっています。（2024年10月26日現在）

歴代所属選手

過去には、山本絵美選手（2012-13）、小林海青選手（2023-24）など、日本人選手も在籍していました。彼女たちの活躍は、クラブの歴史に名を刻んでいます。

まとめ

SSDナポリ・フェンミニーレは、常に変化と挑戦を続ける女子サッカークラブです。セリエAでの活躍はもちろん、今後の発展にも目が離せません。

公式ウェブサイト (イタリア語)

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