SUGOI JAPAN Awardについて
SUGOI JAPAN Award(すごいジャパンアワード)は、日本の
サブカルチャーを称賛するために設けられた賞で、
2014年から
2017年まで開催されました。この賞の目的は、日本の作品を国際的に広めることです。「日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。」というキャッチフレーズのもと、
漫画、
アニメ、
ライトノベル、エンタメ小説の4部門において、ファンの投票によって優れた作品を選出する仕組みが採用されていました。
開催の流れ
この賞では、毎年7月にノミネート候補の募集を行い、その後11月から12月の間に一般からの投票を実施します。そして、結果は翌年の3月に発表されるというスケジュールが設定されていました。最初の年には、投票数が最も多かった作品に「グランプリ」が授与される形でしたが、翌年以降はこの制度は廃止されています。
残念ながら、
2017年を最後にこの賞は開催されておらず、公式サイトも閉鎖され、事実上終了しています。多くのファンに愛されたこのアワードは、
サブカルチャーの発展に寄与した一大イベントだったと言えるでしょう。
主催と後援
SUGOI JAPAN Awardは、主催としてSUGOI JAPAN実行委員会と
読売新聞社が名前を連ねていました。後援には
外務省や
経済産業省、そしてコミック出版社の会やTokyo Otaku Modeといった団体が関わり、様々な形でアードの運営を支えていました。
過去の受賞作
受賞作品については、各年ごとに特筆すべき作品が受賞しています。2015年には次のような作品が評価されました:
翌2016年には、
- - マンガ部門:『ワンパンマン』
- - アニメ部門:『四月は君の嘘』
- - ラノベ部門:『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
- - エンタメ小説部門:『屍者の帝国』
2017年も引き続き素晴らしい作品が受賞しました:
- - マンガ部門:『僕のヒーローアカデミア』
- - アニメ部門:『Re:ゼロから始める異世界生活』
- - ラノベ部門:『Re:ゼロから始める異世界生活』
- - エンタメ小説部門:『小説 君の名は。』
これらの作品は、国内外での人気を誇り、その後の
サブカルチャーの発展にも寄与した重要な作品たちです。SUGOI JAPAN Awardは、日本の文化とアートの一端を世界に紹介する役割を果たしていました。